10月30

女医の闇手術

 私はサクラ、一応女医よ。そして友達の由香はSMクラブの女王様で経営者。彼女は元看護婦で、私が開業するまで同じ病院にいたのよ。
だからそのSMクラブはもちろん医療系のお店。行ってみたけどなかなか本格的だった。
一ヶ月前にその由香から電話があって、こんな話になったの。
「30歳のM男が、ペニスを取って欲しいと言ってきたけど、どうしよう。私は、タマヌキなら何べんもやっているけど、ペニス切断はちょっと自信ない。」
「そのぐらいなら私も病院の泌尿器科時代に経験あるし、今は産婦人科で女の患者ばかりて飽きてきたところだし、やってあげてもいいけど、その男は本当にOKなの。」
「それは大丈夫、誓約書も書いてもらったし、全身拘束で口枷も付けて、問答無用で切ってほしいといっているから。」
「じゃあ、私のクリニックに連れてきなよ。」
「そのM男はうちの店の設備が気に入ってここで切って欲しいっていうのよ。」
「なぜ。」
「うち、診察台の天井に鏡があるでしょ。自分の手術されるところを見たいんだって。」
 というわけで、私が出かけることになったの。

 いよいよその日、アンダーグランドのドクターらしい服装でサングラスなんかして、由香のSMクラブに行ってみたら、30歳と聞いていたけど35歳以上に見える貧弱な身体のM男クンが座っている。ここはあくまでも泌尿器科のノリでまず問診から。
「今日はどうしたの。」と私。
「実は、オナニーがどうしても止められないんです。」と、M男クン。
「まあ悪い子ねえ、取り返しがつかなくなる前に処置した方がいいかも。一度、全部見せて見なさい。服もパンツも全部脱いで。さあ、早く。」
と言って、素っ裸にしてみると、M男クン、体格の割には巨根の持ち主。こうでなくっちゃ。
「うーん、お毛々でよく分からないなあ。看護婦さーん。ちょっとそっちで剃っちゃってくれますー。」といって、ちゃっかり由香に剃毛プレイをやらせちゃう。
 診察台に横になったM男クンのあそこはもうビンビンで、ちょっと触ったらはちきれそう。でも、由香はあっというまにM男クンをパイパンにしちゃった。さすがプロ。

「あー、そのまま寝ていてね。触って調べるから。」
 とか何とかいいながらじっくり5分ぐらい陰茎や陰嚢を手袋をした指先でコネコネ。M男クンの尿道口からは透明な液体がジュルジュル出てきて、もう収拾がつかない感じ。
 このぐらいかなと思ったので手を離して、診断結果を宣告。
「残念ながらほとんど手遅れね。手術するしかないみたい。いいわね。」
 こっくりとうなずくM男クン。

「じゃあ、看護婦さん。手術の準備して。」
 由香は待ってましたとばかりに、M男クンの口に防声具付きの猿轡を押し込み、両腕を背中で縛ってしまった。この時点からM男クンは、いやだと意思表示する手段を奪われてしまったわけ。
 由香は、M男クンの肩に麻酔を打つ。そして私が下半身麻酔の腰椎注射を打ってあげる。
 このあたりから自分で希望したくせに、M男クンも怖くなって怯てきたみたい。でも、後手に拘束された上に、麻酔で下半身の自由が効かなくなったM男クンは、簡単に持ち上げられて、産婦人科用の内診台と同じ手術台に寝かされた。実はこの台は由香の特注で、患者を後手に縛ったまま寝かせることができるように、背中が当る部分が変形している。
 M男クンは、そのまま両脚を上げて膝の裏を支えられた姿勢で大股開きにされ、由香の手で両手両足を手術台に縛りつけられちゃった。手術台の天井には鏡があって、自分の下腹部の様子が嫌でも目に入るわけで、M男クンのお気に入りみたいだけど、私としても、散々恐怖を味わせながら、手術ができるのがうれしい。
 由香が手際よくM男クンの尿道にカテーテルを挿入してくれた。

「どこらへんで切ろうかね。幼稚園児のオチンチンは3?4?、だから2?まで短くすれば立小便もできなくなる。そのぐらいがいいかな。」
 といいながら、そのあたりにマジックで切断線を書き入れる。
「でも、外の棒を切るだけだと、お腹の中に残った海綿体が勃起して、切り株のようなチンポでオナニーができでしまう。だから、根元から取っちゃおうよ。」
 M男クンは盛んに首を横に振ったけど、きっと演技だと思う。もし、本気で気が変わっていてももう手遅れだけど。
「それから棒だけのつもりだったけど、性欲が残るとかわいそうだから、大サービスで玉も抜いてあげる。」
 私は、陰茎の付け根近くの腹部の皮膚に、これから切開する線を書きなおした。

 M男クンは全身を動かして拒否反応を示したけど、由香ご自慢の内診台の拘束ベルトはびくともしない。このぐらいやってくれないと私もつまらない。
 誓約書も取ってあるし、私は委細構わず、メスを陰茎の付け根に当てちゃう。
 いよいよメスを入れる瞬間、長年忘れていた戦慄的な快感が私の全身に走った。
 そうよ!、これなのよ!

 私は陰茎の廻りのお腹の皮膚をリング状に切開し、さらに皮下脂肪を切り開いた。そして、陰茎海綿体に沿ってメスを入れて、骨盤との繋ぎ目である陰茎脚部分から剥がした。尿道と尿道海綿体は、糸で縛って、その途中から切断した。
 これから、陰茎全体をM男クンの身体から分離させて、おもむろにピンセットで摘まみ上げた。睾丸はそのまま陰嚢から抜いてしまう。
 私は、たった今切り取った睾丸のぶら下がった陰茎を、M男クンの目の前に持ってくる。M男クンの眼をよく見たら、あらあら涙でいっぱいだった。
 これじゃあせっかくの手術も天井の鏡でも良く見えなかったかも。ちょっとかわいそう。

 あとは仕上げだけ。私は、尿道を会陰に誘導してそこに尿道口を開けて縫合した。陰茎を取り去った傷口は、中身が無くなっている陰嚢の皮膚を上に延ばして縫合した。
 男性としての性的能力の一切を喪失したM男クンの前陰部は、傷が治っても、突起物が完全に消えて、横に一直線の皮膚の縫い目が残っているだけのなんともおかしな姿になるはず。M男クンは、男でも女でもない不思議な生き物となったわけ。
 あとは看護婦の由香にまかせて、私はバイバイ。

 さて、永久に彼とおさらばしたM男クンの大切な道具はどうなったかって?。
 手術代代わりに私がもらって、大切に保管しているに決まっているじゃん。それじゃ、手術代が安すぎますって?。あの悪魔的快感が味わえるならそれで十分よ。
 いつでもまたやるわよ。そこのあなたも、どお?。その気になったら由香に連絡してね。

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