03月26

ビデオ屋の女の子4

普#ABABJU※

ついに仕上げの段階だ。

俺は彼女を家に呼ぶ。

「なんとか来週の月曜日に入荷します。」「そうか。ちょうどいい。休みだし。取りに来るよ。」
て言うか、そのDVD。来週の月曜日が発売だし。

「この映画。見たかったんですよ。公開した時、見に行かれなくて。」
知ってる。藤野さんが食いつくと思って買うんだし。
「普通の映画なんですね?」「どう言う意味?」「変な内容じゃないんだと・・。」
「あのねえ。仕事なんだよ。俺の。世間から見れば程度の低い作品かも知れない。作る側は必死なんだ。」
いつもは穏やかに話していたが、少し語気を強める。
全て計算。

「ごめんなさい。・・怒っちゃいますよね。」
ほらほら。こう言う感じになる。
「ごめん。大きな声を出してしまった。・・入荷したら携帯に電話くれる?」
「うん。わかりました。」
あとは・・彼女が俺の部屋に訪ねて来る必然性を作る。

「映画のDVD。入荷しました。もし。もおし。」
携帯の留守番に彼女の声。
とりあえず出ない。想定の行動。

あとは部屋を片付ける。
彼女の月曜日の予定は知っている。一緒にマンションを借りている女の子のカレシが部屋に来る。
彼女は部屋に居づらいから一人で買い物。
彼女は月曜の夜は憂鬱な夜。

「ごめん。ちょっと体調が悪くて・・映画、楽しみにしてたんだけど。ちょっと無理かも。来週の月曜まで見れないや。」
母性をくすぐってみる。

「持って行きましょうか?もうすぐ上がれるし。」
知ってる。だから16時45分に電話した。
あんまり早く電話すると「やっぱり行きたくない。」「男の人の部屋は危険かも。」とか余計なことを考えるかも知れない。

彼女が来た。
「ありがとう。」「大丈夫ですか?」「まいったよ。ほとんど・・両手が動かなくて。」
「ゴハンとかはどうしてるんですか?」「いつもは基本、自炊なんだけど、今夜はピザを頼んだ。着替えも出来ないし。しばらく掃除もしてない。」
「でもきれいにしてますよね?」
さっき全てを押し入れに投げ込んだ。
「きれい好きなんですね?」「イヤ汚いのが嫌いなだけだよ。」
歯が浮いちゃうよ。

そして計画通りに俺はテーブルの上の水をこぼす。
「あっ。ごめん。あれっ。ティッシュが・・悪いトイレの棚にあるから・・。5コパックのまま持って来て。」
何かの本で読んだ。「トイレに所用以外で入ると、かなりの確率で尿意を催す。」
「ありがとう。」
テーブルをティッシュで拭く彼女。
俺のちんちんも拭いてもらいたい。
「トイレ。きれいにしてるんですね。」
ほら始まった。
「おしっこしたいけど。言い出しにくいなあ。」ってことだ。
「あっ。いいよ。使って。ついでに残りの4コ戻してくれるかなあ。」
トイレに再度行く必然性を作るために「5コパック」のまま持ってきてもらったのだ。

「あっ。じゃあ、貸して下さい。」
俺のシナリオ通り。

彼女はトイレに入る。
カギの掛かる音。
素早くビデオカメラを取り出す。
和式便所。実は後方に小窓がある。カメラを差し入れる。
タイミングよく彼女のお尻が登場。
白くやわらかそうなお尻。
対象的にお尻の穴に近づくにつれて色は茶色味を増す。そしてお尻の穴。茶褐色のつぼみ。
ビデオ屋で初めて見た時。俺は感動した。
かわいい。清楚。絶対に手が届かないと思っていた彼女。
彼女は今、俺の目の前でお尻の穴をさらけ出している。
そして「プウッ。」と狭い便所の中に響くオナラの音。予想外だった。
そして予想外だったのは彼女も同じ。お尻全体が恥ずかし気に揺れる。
放屁の瞬間。彼女のお尻の穴はほんの僅かな瞬間だけ、花開いた。
蕾が開花したのだ。
彼女は今「オナラの音、聞かれたんじゃないかな?」不安な気持ちでいる。
そしてお決まりの水を流す行為。
「おしっこの音、聞かれるの恥ずかしいよ。」って行動。
あの・・悪いけど。見てますから。録画してますから。フルハイビジョンですから。
そして・・放尿。
至福の時。
どんだけ出るんだよ。

勢いがおさまる。水滴になる。水滴が陰毛をつたわり落ちる。
たまらない・・。
今度はトイレットペーパーで拭われる水滴たち。
俺のちんちんは幸せ者。

素早く部屋に戻る。

まず一つの目標は達成した。

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