04月7

酔っ払い女に絡まれた話をする

ちょうどテスト期間が終わった、金曜日のことだった。

テストがあったから、予備校の授業にデレてなかった。
だからテスト最終日の金曜日に、
一気に一週間分出ることにした。

予備校を出ると、もう時間は10時半を越していた。
補導時間までには絶対に帰れないなって思った。

予備校からは、だいたい家まで1時間はかかる
だからもう諦めてゆっくり歩いて駅へ向かった。

時間が時間だからか、かなり混んでた。
それは関係ないと思うけど、なんかすごい時間かかった。

家の最寄駅についたころには、もう12時になりそうだった。
だからバスがなくなる前に、急いだ。

ちょうどバスが出たとこだった。
もうバスないかなって思ったけど、まだ3本ほどあった。

結果バス停に俺が一番前に並ぶ形になった。

バスが来て俺は、一番後ろの端っこの椅子に座った。

なぜか毎回、電車でもバスでも、
俺が座ると誰もとなりに座って来ないから、
別に誰も座ってこないだろうと思って、外を眺めてた。

時間が時間だから、やはりバスも混んでた。
しかし誰も俺の隣には座ってこない。

一番後ろのイスって5人掛けのイスじゃん。
俺の反対側には二人座っていて、俺の隣は空いてる状況なんだよ。
まあ、いつものことだから気にしないけど。

そんな中、なんか綺麗な姉さんが俺の隣に座ってきた。

その姉さんは吉木りさに似てるから、りささんと呼ぶ。

座ってきたと言っても、
俺との間に少しだけスペースを作ってるんだけどね。

でもその後おっちゃんが、りささんの隣に座ってきたから、
一番後ろの席は5人で埋まったわけだから、
りささんは俺の方に思いっきり寄ってきた。

そんなにおっさんが嫌だったのかな…

正直、今まで誰かが隣に座ってくること自体、少なかったし、
座ってくるとしてもおっさんだったから、ドキドキした。

それからバスが出発、
りささんはずっと座りながら顔を下にしていた。
俺の方からは髪で隠れて顔が見えなかった。

でも本当にドキドキしたのはその後だった。
バスが揺れる度にりささんの体が、こっちへ寄ってくる。

最終的に、りささんの体重ほとんどが、俺の肩にかかってた。
そんな女の人の頭が、肩に乗っかることなんて経験、
今までになかったからすごい心臓がバクバク言ってた。

何回か起きたんだけど、すぐにまた寝て、
俺の肩にまた戻ってくる状態だった。
頭の中はもう、リオのカーニバルだった。

終始顔はにやけてて、
周りの人から見たら絶対気持ち悪かったと思う。

そしてすぐに、俺が降りるバス停についてしまった。
俺は内心かなりがっかりしたけど、顔には出さず立ちあがる。

りささんの隣に座ってたおっさんも、そこで降りるみたいだった。

バスが止まったから、俺はりささんに少し振動を与えて起こしてから、
立ちあがった。
それで出口へ向かおうとしたんだけど、りささんがどかない。
俺はそれでデレなくて困った。

俺はこの時「あ、この人酒飲んで酔ってるんだな」って思った。
一生懸命揺すって起こした。
若干キレ気味でやっとりささんは起きてくれた。

りささんもここで降りるようで、
そのままりささんも出口へ向かった。

そのままバスから降りて、
お腹も減ったし、さあ家へ帰ろうと思った。

だけどりささんのことが気になって、
少し振り向いてりささんのことを見てみた。

そしたらその辺のタイルに座りこんでた。

どうしようか迷ったけど、一応声かけてみた。

俺「あの…どうしたんですか?」

りさ「えぇ?誰君? あ、もしかしてナンパ?
   いいわよ、一戦やってやろうじゃない!」

俺「いや違いますw なんか座り込んでるから、
  心配で声かけただけです!」

りさ「またまた?、別に恥ずかしがらなくてもいいのよ!
   ほら行くぞ?! 準備しろ?!」

外で服を脱ごうとしだしたので、本気で止めた。
人って酔っ払うとこんなことするんだって、なんか幻滅した。

俺「あの、本当に大丈夫ですか?雨降ってますし、
  風邪ひいちゃいますよ?」

りさ「大丈夫よ、やってるうちに暖かくなるわよ!
   ほら早く脱ぎなさい!」

俺「そっちの心配じゃないですよw
  早く家帰った方がいいですよ」

りさ「なんなのよ?もうやる気なくなっちゃう。
   よし、おぶれ!私のおっぱい触らせてやるからおぶれ!」

俺「何言ってんすか!ほら1人で帰ってくださいよ。
  周りの視線も痛くて嫌ですし」

りささんが執拗に、足にひっついてくるから、
もうめんどくさくて、
携帯をとって家に電話して、誰か来てもらおうとした。

わかりやすく、自宅って登録されてるから、かけてみた。
しかし電話しても誰もでなかった。

oh…1人暮らしなのかな…

俺「あの、家に誰かいます?」

りさ「やっぱりやる気まんまんじゃない!
   1人ぐらしだから誰もいないわよ!さあ行こう!」

酔っ払いってうざったいんですね。

俺「家どこのあたりですか?」

りさ「○○公園の前のあたりかな」

バス停からだと、うちと反対方向だった。
15年も住んでるんだから、狭い地元は、
どこでもだいたいの場所はわかった。

仕方がないからおんぶしてくことにした。
これが後の後悔につながるとは…

おとなしくおんぶしていざ出陣。
スクールバックはリュックの用にして前にかけ、
りささんのかばんをしっかり手に持ち、
重たいお姉さんをしっかりとおんぶした。

心の中で「元バスケ部なめんなよ!」
って自分を励ましながら歩きだした。

数メートル歩いたとこで、
急にりささんが苦しそうにしだした。

俺「どうしたんですか!?」

りさ「…吐きそう」

oh…

俺「え、え、え!?一回降ろしますよ!?」

りさ「大丈夫、これくらい我慢できるし」

俺「本当ですよね!?今吐いたらここに捨てますからね!?」

りさ「のーぷろぶれむ…ぐっじょぶ…」

俺「もうなんか意味わからなくなってるんすね」

りさ「おぼぼぼぼぼdぶえいgふぉ」

吐きやがったorz

俺「ちょ!マジで吐きやがった!
  俺制服なのに!
  ぎゃああああああカバンがああああ」

りさ「そう暴れんなよ、また吐きそうになるだろ」

俺「ちょっと!本当に一回降ろしますよ!」

りさ「嫌だ!もう足疲れて立てないし!」

もうゲロ臭いしりささん我がままだし、
高校生の俺にはつらくて、泣きそうだった。

とりあえず近くの公園へ走って入った。

りささんをベンチに座らせて、
俺は急いで制服脱いで水道へ走り、
ブレザーとカバンを洗った。

そしてりささんに怒ってるとわかられない程度で、
少し文句を言った。

俺「吐かないって言いましたよね?^^」

りさ「あの時はあの時、さっきはさっき」

俺「あの時って、言ってからすぐ吐いたじゃないですか^^」

りさ「いやね、君の首筋からいい匂いがしたから、
   私の匂いで消してやりたくなったの!」

俺「次やったらマジで怒りますからね?^^」

りさ「了解、わかってるよそんなこと!」

ブレザーは着ないで手で持って、またおんぶして進みだした。
途中りささんが「うえ、くっせ」
とか言いだして、地面に投げ捨ててやろうかと思った。

やっとの思いで目的の公園へついたころには、
12時半を過ぎていた。

俺「○○公園着きましたよ、家どこですか?」

りさ「あっちのほうだったかな」

俺「ういっす」

りさ「あれ違った…やっぱあっちだったかも」

俺「ういっす」

結局家へ着くまでにさらに30分かかりました。
酔っ払い許せん^^

やっとの思いでついた、
しかしマンションの12階…
エレベーター使えばまあ楽だよね、
使えなかったんだけどね。

必死に階段登って、やっとついたと思ったら、
鍵は下のポストに入れてるんだった、とか言い出して
また降りて登ってですよ。

家の前でも時間くって、15分くらい家へ入れなかったね。

もう美人じゃなかったら絶対許せなかったね。
まあ許しちゃったんだけど。

家の中へ入ってみたら、イメージと違って綺麗だった。

靴脱がして、コート脱がして、ついでに少しだけおっぱい触って、
ベットに乗せた。

りささんは「うむ、ご苦労であった!かわりにおっぱい触るか?」
とか聞いてきたけど、遠慮した。
もう少し触ったから満足だったし。

とりあえずりささんの家の風呂借りて、
ゲロにやられたブレザーとバックをしっかり洗った。
匂いが落ちるまでしっかり洗った。
よく考えたらブレザー自分で洗うとかアホだったけど。

風呂から出たら爆睡してやがった。
俺が顔ぷにぷにして「ちょっと起きてくださいよ」
って起こしたら機嫌悪そうに起きた。

俺「俺もう帰りますからね、しっかり戸締りしてくださいね」

りさ「う?ん、そうえばまだお礼してないね。
   よしお姉さんが抜いてあげよう!」

俺「超遠慮します。酔っ払いは俺が帰ったら、
  すぐに眠ってくださいね」

りさ「あぁ、そうえばそのリモコンとって」

俺がリモコンとって渡した時、いきなり思いっきりキスされた。

ゲロ吐いて口の中洗ってないのに。

りささんがこれで満足だろ!って笑ってるけどさ、
確かにうれしいはずだよ、美人なお姉さんにキスしてもらえるなんて、
考えただけどフルオッキしちゃうと思うもん。

でも俺のファーストキスがゲロチューって、
なんかとても悲しくなった。

すぐに口の中洗って、りささんに口の中洗わせた。

俺「じゃあ帰りますからね、しっかり鍵しめてくださいよ」

りさ「玄関のとこに鍵もう1つあるでしょ?それで閉めておいてよ。
   またあとで返しに来てくれればいからさ」

俺「えぇ、結局俺がまためんどくさいだけじゃないですか」

りさ「いいから鍵閉めて帰れ!お姉さんが服脱ぎだしちゃうぞ!」

俺「では、風邪引かないようにしてくださいね」

鍵しめて、おとなしく帰った。家へついたら、すでに3時を回っていた。

それから俺は家へ帰ってふと思った。

あれ、俺鍵どうやって返したらいいんだろう。

別に普通に家へ行って、渡せばいいんだけど、
頭の中でいろいろな予測が飛び交った。

もし行っても家にいなかったら、
もし行っても友達がいたら、
もし行っても彼氏さんがいたら、
もし行ってお取り込み中だったら…

こんなこと考えると行けないと思った。
連絡先も知らないし、
俺どうしたらいいんだろうって思った。

それから、三日後の月曜日、まさかのりささんに会った。

俺はテストが終わり、
もう来年度への以降の準備が始まってたため、
学校自体が午前中で終わり、
昼飯をコンビニに買いに行ったとこで、
偶然りささんと会った。

そこで話しかけてみた。

俺「あ、こんにちは、今日はなんかしっかりしてますね^^」

りさ「えぇっと、君誰だっけ?」

こいつ、忘れてやがった…

いまさらながらスペックです

りささん 18歳
今年から大学生のピチピチピッチ
おっぱいのサイズなんてわからないけどCだと思う。
一応言っておくと、早めにいい場所を抑えておきたかったから、
卒業してからすでに1人暮らしらしいです。

俺 16歳
今年から高2
175センチ56キロ
本当に何から何までフツメン

一応言っておくと、親はもういません。
なので3時とかまで外にいても何も言われないのです。
兄妹6人で暮らしてます。

りさ「えぇっと、君誰だっけ?」

俺「( ^ω^)・・・」

りさ「知りあいなのかな?」

俺「あなたがゲロをぶちまけた人ですよ^^」

りさ「う?ん、覚えてないや!
   名前教えてくれる?」

俺「○○です、といっても名前教えてませんが」

りさ「名前知らないの?じゃあ知り合いじゃないじゃん(笑)」

俺「…とりあえずコンビニを出ましょうか^^」

りさ「う、うん。いいけど…ナンパじゃないよね?」

俺「絶対違うので安心してください」

とりあえずコンビニ出た。

とりあえずうちに寄ってから、
それからりささんの家へ向かった。

りささんはかなり不安そうにしてたよ。
この人酔ってないと、
意外とガード硬い人なんだなって思った。

りささんの家についてから、とりあえず説明をした。
金曜日に酔っ払って絡んできたこと、鍵を借りてること。

証拠として、家へ寄ってとってきた鍵を使用してあけた。

りささんは急に1人ではしゃぎだして、
アチャーとかあの時かな?とか言い出した。

とりあえず中に入って一緒に飯を食べた。

そのまま、どういうことがあったか説明した。

どうやら、りささんによると、
あの日は卒業してからひと段落したから、
みんなで宴会をしてたらしい。
その勢いで誰かがお酒を飲み始めて、それに乗せられて飲んで、
結果あのうざいモードに入ったらしいです。

俺がそれを説明するとすごい勢いで謝ってきた。
どうやら素だと、普通にいい人みたいですね。

俺は若干この時点で、
すこし面白い人だなって興味を持ってた。

その日はそのまま話しただけで終わった。
帰り際に連絡先交換した、絶対連絡取らないだろうけど。

しかしさっそく連絡することがあったのだ。
なんでかわからんが、鍵をポケットにいれっぱなしだったのだ。

くせって恐いよな。

なんでかわからんが、鍵をポケットにいれっぱなしだったのだ。

俺はすぐ別れた後に、
すぐ引き返すのはなんだか引けたので、
連絡を取ることにした。

あんな酔っ払いだけど、内心喜んでた。
今まで女の子とまともに付き合ったことないのに、
部屋に入って、一緒にご飯食べて、別れた後すぐメール、
なんだこれ、リア充みたい!なんて喜ぶ自分がいて恥ずかしかった。

とりあえずメールにしてみた。

俺『すいません、俺です。
  鍵間違って持って帰っちゃったんですけど、
  いつ返しに行けばいいでしょうか?』

メールを送ったもののその日は返信がなかった。

俺は内心かなり困った。

正直返信なんて、すぐ来ると思ってた。
でも、鍵持ってるんだから、無視するとも思えなかった。

俺は待つしかなかった、
だから一日60回くらい新着メール問い合わせをしてた。
しかし来ない、3日たっても来ない。

結局その次の日、4日に返信は来た。
なぜかもう、返信来ただけで、
すごいメールを期待してしまっていた。

しかしそんなメールなわけがなく、
単なる普通のメールでした。

りさ『どうせ暇だし、家いるからうち来てよ」

俺『めんどくさいっすよ、うちバス停から反対側ですよ』

りさ『どうせ俺君も暇でしょ?いいからきなよ
   ジュースおごってあげるからさ』

どうせ暇だったのでなんだかんだで行くことにした。

けど、俺は親がいないから、
弟がまだ小学生で、弟がいる時は昼飯を作らなきゃいけない。
だからそのあとに行くことにした。

俺がりささんの家に着くと、正直迷った。
インターホンを押すか、この鍵を使うか…

だってもし鍵を使ったら、
キャーってハプニングあるかもしれないし、
もしかしたら、おっぱいが見えるかもしてない。

でももしかしたら、そういうやつだと思われて、
これから仲良くできないかもしれない。

正直すごく迷った、10分くらい迷った。

結局はチキンな童貞だから、インターホン押した。
どうせそんなハプニングなんて、起こらないと思ったし。

りささんは思いっきり、すっぴんで部屋着って感じだった。
これってつまり男って見られてないのかな…

なんかやっぱ暇らしくて、家入れてくれた。
相変わらず綺麗な部屋だった。

俺はもう向こうがすっぴんだし、こんな格好だから、
やましいことはなにも起こらないとわかってたから、
もうテンションは下がってた。

その日も結局ゲームしただけだった。
4時間くらいデモンズソウルしただけだった。
俺がやって、あんな初見殺しよけられず死んで、
りささんがそれを見て笑う。

でも4時間部屋にいさせてもらえるって、
そういうことするやつだと思われてないってことだと、
勝手に自分の中で信頼されてるんだろうなって、
少しうれしかった。

その日はそれで終わったけど、
りささんは春休みですごく暇だと言ってたから、
俺達は毎日のようにゲームするだけだけど、遊ぶ仲になった。

最初は俺が、予備校のテスト近いので、
身近にいる先輩に教えてほしい、
みたいな口実を作って遊びに行ってた。

結局やることは、雑談とゲームなんですがね。

しかしりささんも友達との付き合いってもんがあるから、
行けない日もあった、俺も予備校はあるし、
予定が合わない時もあった。

でも、結局はお互い暇だから遊びに行くんだった。
しかしうちにはあげなかった、
小学生の弟には、この人は刺激が強いかなって思ったし、
なにより家族にこんなお姉さんといると、
援交だと思われると思ったから。

だから遊ぶ時は毎日りささんの家だった。

しかしやっぱりまた酔っ払い状態に会う時もあった。
俺が学校帰りに友達と13時間カラオケをした日、
帰りがさすがに遅くなって、遊びすぎたなってすぐに帰った。

深夜バスしかなくて高いけど、
それに乗っていつものバス停の少し手前まで来たとこだった。

いつものバス停まで歩いてると、見たことある姿が…

案の定、酔いつぶれてるりささんだった。
酒弱いのに飲むなよ…
てかまだ二十歳じゃないんだから酒飲むなよ…

声をかけると案の定ビッチモードだった。

りさ「おぉ!俺君!こんな時間に歩いてるなんて…夜這い?」

俺「酔っ払ってると相変わらずうざいっすね」

りさ「ほらぐずぐず言わずおぶれ!」

もう最初からあきらめてたからおぶることした。
後日聞いた話だと、
いつも酔っ払ってこうなったらどうしてるのか聞いたら、
俺が来なかった日は、朝までそこで爆睡して、
近所のおっさんに起こされるらしいです。

俺「絶対今回は吐かないでくださいよ!」

りさ「わかってるよ、
   吐いたらまたおっぱい触らせてあげるから」

俺「またって言い方やめてください、
  まだ触ったことありません」

りさ「触っただろ、食い入るようにガン見しちゃってさ」

一瞬あの時起きてたのかと思って冷や汗かいたよ。

結局頭から吐かれた、
しかも俺の髪の毛の中に顔をうずめながら。

さすがにキレた、あとでおっぱい触ってるとこらえて、
その場はなにもせず、おとなしく家へ向かった。

家ついて、まず口を洗わせた。
またゲロチューされたらたまらんと思ったし、
正直ゲロ吐かれた後の口臭はやばいと思ったから。

今回は髪の毛にしっかりゲロが絡まってたから、
また風呂場を借りた。俺の髪の毛…

髪洗うけど、服を脱ぐわけにはいかないと思ってた。
けど、前回の経験から寝てると思った。
だから上だけ脱いで、髪を洗った。
洗ったと行っても水でながしただけだけどね。

無駄毛処理のやつとか見た時は、
「あ、やっぱり…女の子ですもんね」
って気分でしたよ。

そしたらね、うん、エロハプニングではないけどね。
りささん入ってきたたんですよ、裸で。
まったく俺のこと気にしてなかったですけどね。

俺は焦りましたよ、おっぱい見えた瞬間、
「ぎゃああああああああああああああああ」
って叫びましたがね、りささんそんなんお構いなしに、
シャワー浴びだしたから、俺はすぐ出たよ。

服浴室に置いたまんまだから、帰れないから、
とりあえず落ち着いてテレビ見た。

いやすごいドキドキしてテレビの内容思いだせないけどね。

フルオッキなんてレベルじゃなかったことだけは、
今でも覚えてる。

それから30分たっても、1時間たっても出てこないから、
あれ、これって…死んでるんじゃね?

え、そしたらまずくね…おぼれちゃってたらまずくね…

一瞬でチンコが縮んだ。
しかし浴室だから、入ったらまずくね…
俺どうしよう、入るべきどうしようどうしよう。

とりあえず呼びかけてみた。

俺「りささ?ん、起きてます??
  返事ないと入っちゃいますよ??」

しかし返事がなかった。

とりあえず心配だから入ってみた。
言っておくけど、決してやましい気持ちはない。
人命救助のためだ、やましい気持ちは一切ないからな。

入ったら浴槽で爆睡してた。
どうしたらいいかわからんけど、とりあえず起こした。
しかし全然起きない。
前回同様揺さぶって起こすわけにはいかないし、
とりあえず声かけるしかなかった。

しかし起きない。
りささんの友達読んだ方が早くないかって思ったけど、
時間が時間だから、さすがに迷惑すぎるだろうし。
終始てんぱってたよ。

もういいや、おとなしく浴槽からだそう。
決心して、女の人の裸を見てもどうようしないように、
深呼吸、そして煩悩をかき消す。

いざ出陣、浴槽から一気に抱きかかえたけど、持ちあがらない。
必死に持ちあげて、一気にベットまでダッシュ。

濡れてるけど気にせずベットにおいて、
思いっきり布団をかけた。

オッパイトカミエナカッタヨ。
ウン、ミエナカッタ。

それからりささんを起こした。
しかし布団に入ったまま、眠ろうと動かなかった。

さすがに冬に真っ裸で寝たら、
風邪引くと思って必死に起こした。

けど決して服を着ようとしなかった。
こういうとき、どうしたらいいかわからなくて、
ずっと焦ってた。

とりあえず布団の中にいるわけだから、
絶対見えないだろうと思ったから、
その辺においてある服を着せることにした。

着せる時はおっぱいは意識したから、
なんとか当たらないようにできたけど、
下のほうの三角ゾーンのジョリジョリには一瞬ふれたけどね。
興奮なんて一切しなかったけど。

それでノーパンだけど、服着せることできたから、
俺はおとなしく帰ることにした、
鍵はもちろん俺がかけたから、また鍵を持って帰った。

それから、まだりささんには会っておりません。

実は言うと鍵を返せていないのです。

正直あんな真っ裸みたから連絡しずらくて、
まだできてないです。

-–-–-–-–-–-–-–

あれから3日くらい立ってますね。

正直なとこ、りささんのことは好きです。
もちろん大好きです、でも向こうは完全に意識してない気がして…

別にそこまでDT卒業は急いてませんw

実際持ち帰ったのは次に会う口実のためですけど、
正直どう顔合わせていいかわからなくて、アワアワしてます。

メール送りました。
内容はこんな感じです。

「この前も酔っ払ってましたが風邪とかは平気ですか?
 薄い服装だったので心配です。」

ちょっとよそよそし杉田かな?

-–-–-–-–-–-–-–

返信きたああああああああああああ

なんで毎回返信遅いんだろう…

返信の内容
「風邪引いたよボケー(笑)
 てかなんで風邪引いてるってわかったの?」

だってさ
これは酔ってた時のこと覚えてないのかなw

メール返しました

「心配だったものでメールしたんです。
大丈夫ですか?
何か届けますよ」

-–-–-–-–-–-–-–

返信きました

「急にやさしいね(笑)うつしたら悪いから勘弁だよ
 少年はおとなしく勉強してなさい(笑)」

だってさ、やはり頼りにされてないw

でも、コンビニで適当にポカリとかプリン買っていきます。

正直向こうからしたら、なんでそこまでするんだ?
って気分だろうけど。

とりあえず凸してきます。

-–-–-–-–-–-–-–

ついてまず、インターホン押したら普通に出てきた。

俺の顔確認した瞬間閉められた。

俺「ちょ!なんで閉めるんですか!?」

りさ「逆になんで来たの!?今日すっぴんだし、
   帰ってよ!いきなり女の子の家行くってダメでしょ!」

oh…確かに急に凸って普通ダメだよな…

俺「いやあなたは俺に対して今までそんなこと、
  気にしたことなかったでしょ!
  いやでも…、そうですね、
  急には失礼でしたよね、
  じゃあまた10分後にインターホン押します。」

りさ「そういう問題じゃないよ!なんで急に来たの!?」

俺「心配だったからですよ?、ほら早くあけましょうよ!」

りさ「え?…うーん、まあ確かに、
   せっかく心配してくれて来てくれたわけだし、
   仕方がないからいいけど、やましいことはないよね?」

俺「あなたがおっぱい触るか聞いてきても、
  しっかり断る俺だから平気ですよ」

こうしてやっと入れました。

りささんは思ったより、元気そうだった。
熱は一応あるそうだが、
俺が来た時ちょうどゲームやってたみたいで、
画面つけっぱになってた。

そこでまた改めて聞かれた。

りさ「それでなんで来たの?」

俺「心配してたからですよ、
  それに鍵も返したかったですし。」

りさ「あれ、なんでまた鍵?
   また酔ってる時に私に会ったの?」

俺「え、覚えてないんですか?」

りさ「まったく覚えてないやwごめんごめんw
   次また会ったら部屋に着いた時に置紙でもしておいてよ」

俺「あぁ、そうですね。次からそうします」

りさ「てか、心配だから来たって、
   来たからって何してくれるの?」

俺「そうですね、とりあえず看病しながら、
  暇つぶしに付き合いますよ。
  他にできることなんてないですし」

それから雑談しながら、
りささんのゲームを見守ることにした。

そこで少しだけ、りささんをからかってみたくなったから、
こんなことを言ってみた。

俺「りささんって、おへそのあたりにほくろありますね。
  あと背中の肩甲骨あたりとか」

なんで知ってんだよ!とか言って、
少しだけバレることを期待した。

りさ「うん、そうだね?、なんで知ってんの?」

俺「なんででしょうねw」

りさ「う?ん、まあいいや。
   別にほくろの位地なんて知ってもね、
   なんか気持ち悪いだけだし」

俺「………あ、そこアイテム落ちてるよ」

これは間接的に、
お前キモイって言われたってことだよな…

俺「そうえば、お腹減ってません?」

りさ「減ってるね、
   家出るのもめんどくさいし、
   料理するのもめんどくさいから、
   適当なお菓子しか食べてないし」

俺「なんか俺作りましょうか?
  俺得意ですし」

りさ「え、作れんの?じゃあ作ってもらうことにしよう
   けどあんまし台所汚さないでね^^」

ここで一気に挽回ですよ。

持ってきてる材料的に、
うどんしか作れないから、
おとなしくうどん作った。

もうなんも考えず、とりあえず普通にした。
また変に企むと、墓穴を掘るだけだと思ったからね。

なんだかんだでやはり、
あんまし他人にいじられたくないらしく、
二人で作ることになった。

作るって言ってもやさい切ったりするだけなんだけどね。

作り終わって、なんだかんで俺も一緒に食った。
テレビ見ながら、もうやることなんて雑談したかなかった。
それで、一応気になってることを、
ほとんど聞いてみることにした。

俺「そうえば、毎回俺が行くたびに1人ですけど、
  彼氏とかいないんですか?」

りさ「残念ながら、今はいないね?
   なんだ、私に惚れたのか?」

俺「いや、割とモテそうな感じなので、
  聞いてみただけですよ。
  次とか行く時とか、
  彼氏さんいるなら、行きづらいし」

りさ「そんなん気にしなくていいよ、
別に私の暇つぶしに付き合ってもらってるだけだし」

俺「てか思ったのですが、他の男の人にも、
  俺みたいに気軽に家に入れたりするんですか?
  結構それって危なくないですか?」

りさ「いやしないよw、
  この部屋で男と二人きりになったのは、
  君だけだしね」

俺「え、もしかしてりささん、
  俺に惚れました?」

りさ「あんな時間に家まで運んでくれるし、
   なんもしてこなそうだし、年下だからねw
   別にそういうことないだろうなって安心してるだけ」

俺「え、俺もしかしてりささんに、
  男と思われてないのですか?w」

りさ「いやそんなことはないよ、
   そんなだけ優しいんだし、俺君モテると思うよ!
   彼女とかいないの?」

俺「いませんよ(´・ω・`)
  彼女ほしいっすよ」

りさ「どんな子がタイプなの?」

俺「そうですね、
  黒髪で、髪長くて、メガネが似合って、
  かわいくて、優しくて、話やすい人とかですかね」

りさ「理想が高すぎるwwwww」

俺「りささんはどんな人がタイプなんですか?」

りさ「太ってるよりもやせてるほうがいいかな。
   顔はそこまで気にしたことないかな、
   イケメンが嫌いってわけじゃないけどね。
   性格はクールって感じな人がいいかな、
   優しくてかっこよければばっちし」

俺「りささんだって理想高くないですか?w
  確かにモテそうだからできそうだけど」

りさ「俺君のはなんか細かいんだよ。
   そんなんだと俺君一生童貞だよ」

俺「いやいや、だって理想は高くありたいじゃないですか、
  でも、実際なんか雰囲気いい人が一番好きですけど」

りさ「告白されたこととかないの?」

俺「ビッチになら」

なんか急に恋ばなになって、
なんか女子とこんな話するの初めてだから、
ドキドキした

りさ「え、あったの?」

俺「それすっごい失礼ですよ。
  りささんは彼氏とかいたことないんですか?」

りさ「そりゃあ1人くらいならいるよ」

俺「まじすか!?え、どんな人だったんですか?」

りさ「中学生のころだけどねw
   中学生のころとか、サッカー部の人とかって、
   なぜかカッコよく見えちゃうじゃん」

俺「あぁ、なんとなくわかります」

りさ「結局手をつなぐまでしかいかなかったけどね」

りささんの恋愛の話聞いてから、
なんとなく気まずく感じたので、
皿洗ってから帰りました。

これといって特に進展はなしです。

とりあえず、信用はされてるみたいです。
明日は予備校が会って、りささんの家には行けません。

-–-–-–-–-–-–-–

今日の予備校は2:00から9:00までです。

りささんには、昼頃の予備校行く前に、
メールしようと思います。

メールは
「昨日は突然行ってすいません、
 体調はどうですか?
 なんかあったらメールでもなんでも
 連絡くださいね。
 もし治ったら、暇でしたどこか遊びに行きましょうよ」

にしてみます!

-–-–-–-–-–-–-–

返信は来ました。
ちょうど俺が授業受けてる最中に。

内容は
「わざわざメールありがとう
熱下がったよ!
ま?昨日も割と元気だったけどね(笑)

治ったから飯奢れ!
年下だからって遠慮しないぞ(笑)」

ですって。

遊びにじゃなく、ご飯になりそうですね。

今日誘いたいけど、今日は弟の誕生日なんだよ。

今日って震災が起きて一年で、
周りの友達達とパーティーってわけにいかないから、
家族でやることになったんだよ。

今日予備校を早めに切り上げたのも、
これの為なんだよw

だから明日とかで平気かな?

-–-–-–-–-–-–-–

りささんとは、弟の誕生日パーティの最中もずっとメールしてて
みんながアイス食いたいって言うから、
俺がコンビニ行くことにして、その時りささんに、
「今からコンビニ行きますから、どこ行くか話します?」
って送って、コンビニでどこ行くかと、雑談を少ししただけです。

あまり高すぎると、俺の財布がバーニングするので、
駅のお好み焼屋にしました。

俺「何食べたいですか?」

りさ「なんかこじゃれたとこじゃなく、
   普通なとこがいいな」

俺「うーん、ガストとかですか?」

りさ「それはいやwww」

俺「うーん、外食なんてガストとかしか、
  行かないからわからんすねw」

りさ「駅前の○○とかは?」

みたいな結果お好み焼屋に決定しました。

-–-–-–-–-–-–-–

明日は学校が午前中で終わって、
16時からバイトの面接、
ご飯は妹に頼んでおいたから、
そのままりささんの家行くって感じです。

人生初めてのデート、何していいかわからないw

お好み焼きはりささんの家で作るわけじゃなく、
りささんの家で軽く雑談して、
しばらくしたら駅まで行って、お好み焼屋って感じです。
そのあとはなんも考えてません。

-–-–-–-–-–-–-–

おはようです。

結局二時間しか寝れませんでしたorz

正直ここまで緊張するとは思わなかったww

-–-–-–-–-–-–-–

今学校終わりました。

まずはバイトの面接がんばります。

今日はテスト返しだったので、授業は全部寝てたので、
睡眠もバッチリですから平気です。

-–-–-–-–-–-–-–

バイトの面接終わって、
すぐ着替えてりささんの家にすぐに行った。

正直バイトの面接なんて、久しぶりだったから、
緊張してて、心臓痛くなってて、さらにりささんとデートなんて、
もう心臓が飛び出るかってくらい、激しく鼓動してた。

りささんの家について、インターホンを押すと、
すっぴんにパジャマで待ち構えて嫌がった…

俺達、これからデートなんだよね…

りささんの家ついて、
大してお腹減ってないよね?、なんて言うから、
しばらく暇つぶしすることに。
といっても、ゲームするしかないんだけどね。

俺が「そうえば今日、バイトの面接だったんですよ?」
とか言うと、「知ってるよ?、受かったら爆笑だね(笑)」
みたいな会話しかしなかった。

なんか今までの俺の自信を、根こそぎはぎとっていかれた。
そんなこんなで、俺が自信なくしたとこで、
りささんは化粧を始めた。
見られたくないからってコンビニに行かされた。

それから、駅まで歩いて行った。
バスで15分くらいだから、歩いて25分くらいだったと思う。

駅に着いてから、まだお腹がすいてないそうなので、
ゲームセンターに行くことにした。

あの銃でバンバンやるゲームとか、レースゲームとかやった。
格ゲーは一応やりこんでたので、向こうを不快にしたら、
絶対まずいだろって思って近づかないようにした。

最後はやはり女子なのか、プリクラとろうとなった。

プリクラなんて今までとったことなかったし、
正直嫌だったけど、まあ楽しそうだからいいやってことでとった。

プリクラってすごいんだね…

やはり最寄駅だから、途中で中学の同級生に会うと気まずかった。
なんでこいつ、こんな年上の姉ちゃんといんの?って目で見られた。
絶対援交だろ、って言われたと思う。
なんか悲しかったよ、まあ別にりささんのこと好きだからいいけど。

俺達はゲーセンを後にして、お好み焼屋に行った。
俺がお好み焼屋を選んだのは理由があったのです。
実はその行ったお好み焼屋は、
オヤジの知り合いが営んでるお店なんです。

親が逝っちゃった時以来、俺達のこと考えてくれて、
必ず安くしてくれるお店なんです!
俺がおごるんだから安くなるほうがいいと思って、
ここに決定したのです。

俺「りささんって結構酔いやすいけど、
  それでなんかやらかした失敗みたいのあるんですか?w」

りさ「もちろんあるよ?w
   って言っても、お酒飲み始めたの、結構最近だからねw
   卒業してからだしw」

俺「へえ?、なんか酔った勢いですごいことしそうですよねw」

りさ「そうだな?、先輩をはり倒したこともあるし、
   飲み会の席で、脱ぎだそうとしたこともあるし、
   犯されそうになった時もあるわw」

俺「えwwwwwwwマジですかwwwwwwwww」

俺「え、犯されそうになったって大丈夫だったんですか!?」

りさ「大丈夫だったよ?w 友達が助けてくれたしw」

俺「りささんって酔っ払った時、すごいんですから、
  少しは気をつけたほうがいいですよw
  少なくとも外で飲むときは」

りさ「お?少年よwお姉さんのことを気にかけてくれるのかw
   しかしやめられないんだな?w」

俺「じゃあ今日はせめて、お酒は控えめにしましょうよw」

りさ「そうだね、今日俺君に迷惑かけちゃまずいもんねw」

俺「そうですよw
  そうえば、りささんってお酒飲んだ時ってたいてい、
  記憶失ってますよねw そういうとこも心配ですよw」

りさ「確かにねwさっき話したことも、
   全部覚えてなかったもんw友達に言われなかったら、
   知らないくらいのレベルだよw」

俺「本当に心配ですから気をつけてくださいよw」

りさ「おっと?、今日はやけにせめるね!俺君よ!」

他にもたくさん話した。
一応先輩だから、大学の学部の話とか、
真面目な話も聞きましたよ。

逆にりささんは私立高校、俺は公立高校なので、
どんな違いがあるかとか話したり、とりあえず楽しかったです!

ちなみにりささんにとって俺は、
少し大人っぽい後輩だそうです。

お店を後にして、また帰りもゆっくり歩いて帰った。
若干酒の入ったりささんは、手をつないだりしてきた。
うれしかったけど、それでぐいぐいひっぱったりしてくるから、
若干疲れた。けどやっぱりうれしかった。

俺は家に帰らず、少しりささんの家に行くことにした。
ていうかりささんが来いって言ってきた。

帰りによったコンビニでりささんまさかのお酒を大量購入。
でもまあ、外で飲むわけじゃないし、いいかなって思った。

家についてから、お酒を飲みながら少し雑談を始めた。
もちろん飲んでるのはりささんだけ。俺はコーラ飲んでた。

俺もなぜかテンション上がってたから、二人で失恋話を始めた。

俺は中学のころに、2回撃沈してるから、その話をした。
りささんは終始大爆笑だったよ。
俺もそれを見て、「おぉ、こういう話はいいネタになるんだ」
なんて思いながら満足だった。

りささんの失恋話は正直振られるような人に、
見えなかったから、あること自体びっくりだった。

なんでも、中学生の頃の話らしいが、
ジャ○ーズJr?の子に告白したらしい。
恋愛とかできないからって振られたらしい。
なんだそんなAKBみたい制度あるのねwww

りささんは笑いながら話してたから、俺も笑ってた。
しかしやはり、りささんもイケメンが好きなのかと、
実際かなり落ち込んでた。

なんとなくテンションがかなり上がってきた時急にりささんが、
「風呂入ってくる⊂二二二( ^ω^)二⊃ブーン」
って風呂に入ってしまった。

正直焦った。これが意味するのは…セクロス…なのか…?
とりあえずモンモンとしながら待った。

りささんは風呂からあがったら、かなり薄着に着替えた。
俺は完全にフルオッキですよ。
もうこの時点でがまん汁出てたかもしれん。

しかしそこは理性で抑えました。
今までのことを無駄にしたくなかったですし。

俺「急に風呂入ってきてどうしたんすか?w
  そんな薄着だとまた風邪ひいちゃいますよ?」

みたいにここはふるまった。
実際は心の中では性欲を抑えきれなそうだったけど。

そしたらいきなりその辺を歩き回り始めて、
なんか意味のわからぬことをしだした。
そのあと俺の背中にもたれかかるように乗っかってきた。

俺がちょっとふざけて、
「おっと?、今日はやけにせめますねwりささんよ?」
とか言ってみたら、「まあね?」って言ってきた。

これは……… 告白するべきタイミングなのか…?

けど俺はここでしっかり考えた。
この状態は完全に酔っ払ってるし、
ここで告白しても、絶対翌日には忘れてる…

しかし思ったのですよ、どうせ忘れられる。
なら今告白してみたら、向こうは覚えてないけど、
向こうの素直な答えが聞けるかもしれない!
しかし酔った勢いでいいよ?なんて言うかもしれない。

どうすればいいんだ俺…
なんてかなり迷った。

とりあえずさりげなく、言ってみることにした。

俺「ちょっとりささんw俺も男なんですよw
  そういうのはいけないでしょうw」

うん、これがベストな答えじゃないでしょうか?

しっかりと今までのキャラを保ちつつ、
しっかり意識してることを告げられる言葉。

りさ「おぉ、俺君やる気だねw やるか?」

俺「ひょ? え、ちょ、ちょっと待ってくださいw」

りさ「遅い!」

りささんは俺のすきをつき、
こっちへ思いっきり迫ってきて、
俺に向かって思いっきりパンチした。

俺「ぐはっ! やるって戦うことですかw」

なんであのタイミングで、この言葉がそういう意味になるんだよ!
って1人でツッコミを入れてた。

りさ「ん?あぁ、俺君も思春期まっさかりなんだね!
   私はそんな軽くないぞ!俺君が望むならやってやらんこともないが」

俺「へ、マジですか?w」

俺が笑った瞬間またパンチ入れられた。

なんなんだこの人、てかそんな女の子のパンチでも、
飲み食いした後だと、だいぶきついんですよ?
なんて思いながらとりあえずじゃれあった。

そんな暴れるもんだから汗かいちゃって、
また風呂入ることに、
まず俺が先に入って、次にりささんがって感じだったけど、
前回みたいにりささんが入ってくることはなかったですね。

そのあとさっぱりしたから、飲み物呑もうってなって、
急にりささんがお酒を勧め始めた。

俺は正直、こういうのは守るほうだから、
未成年で飲酒とか、喫煙とかは絶対しないって思ってた。
けどこの時はテンション高かったから、
別にチューハイなんてジュースと同じようなもんだよな、
なんて思って、じゃあ1本だけですよ?って飲み始めてしまった。

お酒が入ると、なんだか俺もいろいろ語りだしてしまってた。
今思い出すと恥ずかしすぎる。

お互い趣味を全力でお互いにぶつけあったり、
お互いの家族の笑い話を話したり、
友達とばかやった話したり、
二人で恋人ほしいっすねみたいな会話もした。

それで、りささんが酔った勢いだったのか急に
「キスしてみようか?
 ファーストキスだけど別にいいよ?」なんて言い出した。
俺が赤い顔して、
「何言ってんすかw俺今のテンションだとしちゃいますよ」
なんて言うと「冗談だけどね」って言って笑ってきた。

この瞬間は本当にドキドキした。
てか本人はやっぱ俺にゲロチューしてきたこと覚えてないみたい。

このまままったりして、お酒飲んで、二人で笑ってた。

俺はここ当たりまで記憶ないから、
ここで酔いつぶれたんだと思う。

朝起きたら二人で床で寝てた。

俺は起きてから、布団をりささんにかけてからすぐに帰った。
当然しっかり置き紙はしておいたし鍵はまた俺が閉めた。

俺は学校あるし、兄貴と姉二人の弁当作らなきゃいけないから、
とっとと帰って、すぐ仕度して、お弁当作って、トイレにこもった。

ここ当たりからすごい吐き気が襲ってきた。

当然姉には怒られたが、それどころじゃなく、
すごく気持ち悪かった。
この時はすごくりささんを尊敬した。
あの人はお酒たくさん飲むのに、まったく二日酔いが来ないなんて、
なんかとてもすごい人に感じた。

そして薬を飲んで、やっとなおってきて、
学校へ登校できたのです。

-–-–-–-–-–-–-–

俺が電車に乗ってたら、偶然幼馴染にあった。
幼馴染の年齢はちょうどりささんと同い年で、
今年から専門学校に行くらしい。

ちなみに俺の初恋の人ですね。

会って、適当な会話してた。
家はとなりではないけど、近いので、
当然一緒に帰ることになった。

俺はバスでは、毎回同じ場所に座ることにしてる、
そこが空いてないなら座らないで、立つことを選ぶことにしてる。

そこがりささんと出会った場所である、
バスの一番後ろの一番端っこです。

今日も当然のようにそこに座った。

端っこって落ち着くし、外だけ眺めてれば、
他の人のことなんて気にしなくて済むからさ。

そこに幼馴染と座って、話してたんだ。

それで、俺とりささんが使う、共通のバス停、
そこについて、幼馴染と降りたんですよ。

それで振り返ったら、りささんがバスに乗ってたんです。

俺とその場で一回目があったんだけど、
すぐに視線を外して、そのままバスは出発しちゃった。

それから焦ってメール送った。

俺『バスで目合ったのに無視はひどいっすよ?(笑)』

りさ『いやだって、さすがに彼女さんといるからきまずくてね(笑)
   てか俺君彼女いたんだね。すっごいびっくりだよ(笑)』

やっぱ勘違いしてた。

俺『彼女? え、なんのことですか?w』

りさ『隣にかわいい彼女いたでしょ!
   リア充爆発しろー(笑)』

俺『あれは幼馴染ですw彼女じゃないですよ!w』

りさ『嘘つかないの?(笑)あんなに仲よさそうだったじゃん』

俺『そりゃ幼馴染ですから仲いいですよw』

りさ『え、本当に違うの?(笑)』

俺「違いますよ!w なんども言ってるじゃないですか!w』

りさ『おぉそれは悪かった(笑)でもどっからどうみても、
   彼女にしか見えなかったよ(笑)』

俺『そうですか?w普通じゃなかったですか?』

りさ『全然(笑)てかなんかそれだったらごめんね』

俺『いや別に全然いいですよw』

りさ『よし、コンビニ来い!なっちゃん奢ったる!』

俺『マジすか、すぐ行きます!』

って言ってコンビニで雑談して、
鍵返さなきゃいけないから、後日行くことになった。

多分俺がまたご飯作ることになるんだと思います。

-–-–-–-–-–-–-–

俺の家族を一応紹介します

兄25歳 長男
会社員、割とバリバリ働いてて、
家のことは俺らに任せててあんま話したりしない。
一応今は家族をまとめてる人ですね。
そろそろ結婚する。
普通な顔。

姉 24歳 長女
なんか適当に生きてる。
一応働いてる。こやつもそろそろ結婚すると思う。
一応学生の俺達の話をしょっちゅう聞いてくれる。
普通の顔。日本人って顔

姉 22歳 次女
一応専門出てから働いてる。
なんかしょっちゅう男変えてる。
とりあえず優しい。けどビッチなのかな
モテるから、多分かわいいんだろう

妹 15歳 三女
今年受験だったから、もう今は遊びまくってる。
俺と一緒に家族の家事を全部やってる。
多分うちの家系で一番優秀。そして顔もそこそこ。
ただなんかたまにうざい。
彼氏いないけど、モテそうな顔してる

弟 11歳 三男
小学5年生。とりあえず元気。
末っ子だから我がまま。
しょっちゅう三女とケンカしてる。
まだ幼いから顔の判断はできない。

-–-–-–-–-–-–-–

りささんとは明日か明後日のどちらか、向こうが暇な日に会うことにしました。

そうえばりささんが、
「最近私達会いすぎじゃね(笑)」

って言ってたんですけど、これって平気なんですかね?

笑って流しちゃったんですが

ちなみに「会いすぎじゃね(笑)」は、
「確かに、最近は結婚な頻度で会ってますよねw」
って返しました。

それで「結婚ってなんだよ?(笑)」って打ち間違え指摘されて、
そのまま話は流れちゃいました。

次会う時は絶対に告白します!

-–-–-–-–-–-–-–

家に行ったらりささんはいつも特に変わらずだった。

俺も表向きは、することは鍵返すだけだし、
りささんが暇だから、そのまま暇つぶしに付き合うだけ、
ただそれだけだった。

まあでも告白はしないとって思ってたから、
いつもと若干違うのは、りささんも気付いてたかもしれない。

とりあえずゲームやったり、話したりしてるだけだった。

ここの間はみんなに話さなきゃいけないような、
話題については話してない。

高校の話とか、バイトの話とか、
いつもと変わらぬたわいもない話。

帰る時間が徐々に近づいてきたから、俺は告白しなきゃって焦った。
けどみんなのアドバイスは忘れなかったよ。
家で告白したら、もし仮に成功したら…
これはまずいよな、近藤さん結局買ってないし。

ってことで、コンビニに行こうって切りだした。
別に買うものなんてないけど、
とりあえず家での告白は避けた。

この時はもう完全に成功することしか考えてなかった。

そしてコンビニを後にして俺は切り出しました。
俺「ちょっと散歩でもしません?公園も近いですし」

そしたらりささんが

りさ「いいよ?、そうえば私も話しておきたいことあったし」

と言ったんです。

俺はこの時、もしかして向こうも告白しよと思ってるのかな、
なんて自意識過剰な勘違いしてました。

散歩なんて言ってたけど、結局公園のブランコに座って、
なんか適当な話をしてました。

そうしたらりささんが
「そうえばもうそろそろ暗くなってきたし、
 帰った方がいいよね?」
と言ってきたので、俺も「そうですね」なんて返しました。

俺はこの時告白しようって思った。
俺の頭の中だと、

告白→付き合うことになる
→りささんを家に送る→家ではしゃぐ

こんなルートを想定していた。

そして俺が話を切り出そうとした時、りささんから
「そうえばさっき話したいことあるって言ったよね?」
と言ってきた。

俺「あぁ、言ってましたね、どうしたんですか?」

りさ「その言いたいことってのは、
私たちもうあんま会わないほうがいいと思うんだよ」

俺「え、えーと、なんでですか?」

りさ「俺君には言ってなかったけど、
俺君の幼馴染さんとさ、お友達になったんだよ。
この前偶然見つけてさ、私が話しかけて、仲良くなったの。
私引っ越してきて、周りに友達少なかったからさ。
同い年の友達が欲しかったからさ。」

俺「へ?それはよかったですねw
でもなんで合わないほうがいいんですか?」

りさ「幼馴染ちゃんから聞いた話だけどさ、
幼馴染の妹ちゃんいるじゃん?(名前は適当に花子にしておく)
花子ちゃんって俺君のこと好きらしいじゃん?
それで私が俺君と会ってるとこ、
花子ちゃんが見たって言ってたんだって。
きまずくて話しかけられなかったって言ってらしいの」

俺「いや別にそれは間違いですよw」

りさ「いや、いいのいいの、別に謙遜しなくてもさ。
ここって俺君の地元だし、
花子ちゃんみたいに俺君の友達とか、
勘違いしちゃってると思うの。だから私の我がままで、
暇つぶしに付き合ってもらうのは悪いと思うの」

俺「いやいや、ですから本当にちが

りさ「ううん、とりあえず今日はこれで言っておくね。
鍵も返してもらったからもう平気だし、
じゃあね!会うのはあれだけど、
メールとかでなら、相談とか乗るよ!」

そういって走って帰っちゃいました。

俺は当然ぽかーんとして、
とりあえずブランコをこいでました。

追いかけようとしたんですけど、それよりもなんか、
急にこんなんだから、どうしようって考えて、
結局なんもできなかったです。

花子は付き合ってる人いて、
俺のこと好きなわけがないんです。

完全に幼馴染とりささんの勘違いなんです。

俺はブランコこぎながら、はっと思いメールしました。

『花子は付き合ってる人いますし、勘違いですよ!』

こう送ったけど、返信はなかったです。

結局それで帰ってきちゃいました。

ちなみにまだ話しは続きます。

俺はとりあえず帰ってきて、疲れと自分の情けなさが強くて、結局寝ちゃいました。

朝起きてから、俺情けないな…って思って、
ボーっとしてたんですよ。

布団の中にもぐりながら、ただボーっと

それで姉(長女)が気付いて、話し聞いてくれたんですよ。
なんとなく吐いちゃいたくて、
このこととか、全部話したんですよ。

そしたらすっごい大爆笑されました。

当然俺は真剣に話してるのに笑われて、イラッと来ました。

俺「別に笑うことないだろ、真剣に話してんのに…」

姉「いやだって、なんで追いかけなかったしw」

俺「わからないけど、なんか、こう、できなかったんだよ」

姉「所詮はそんなもんだったってことでしょw
  なら気にすることなんてないじゃんw元気だせよw」

俺「違うよ、本当に好きだったんだよ。
  でも、いろいろがんばったけど、ダメだったんだよ」

姉「本当に好きならなんでそんなすぐ諦めてんの?」

そうえばなんでこんなすぐ俺諦めてるんだろうって思った。

俺「だって、諦めたくないけど、どうしようもないじゃん」

姉「よし、お姉ちゃんがアドバイスをあげよう。
  急がば回れだよ!」

俺「へ?つまり何を言いたいの?w」

姉「りささんだっけ?メールとかしても返信来なかったんでしょ?
だったら直接行くしかないじゃない?
でも今行ってもどうなると思う?」

俺「う?ん、扉はあけてくれるかもしてないけど、
多分何言ってもダメかも、頑固なとこもあったし」

姉「花子ちゃん付き合ってる人いるんでしょ?
だったら二人で撮ったプリクラとか、
そういう証拠をまずもらったりすればいいじゃん」

俺「天才過ぎる」

姉ちゃんにお礼いって、着替えて、すぐに幼馴染の家に行った。

さっそく花子にプリクラとかもらった。
説明したら、別にいいよ?って割とすぐにくれた。

それから一回家に戻って、お昼つくってから、
すぐにりささんの家に行った。

だいたい今朝の11時くらいの話しですね。

ご飯食べて、また自分がなんもできないとか、
そんな事態を防ぐために、なるべくテンションをあげた。

テンションの上がる曲を聞いて、自分の身を奮い立たせて、
いざ行かん!って声にだして、自転車ではなく、走って行った。

今思い出すと、すごい恥ずかしい。

りささんの家について、インターホン押した。

そしたらりささん留守だった…

とりあえず、待ってみた。

けど一向に現れなかった。
多分1時間くらいは待ってたはず。

さすがに寒いし、一回帰ろうってことで帰ろうとした。
下までいって、りささんの部屋を見てみた。
そしたら、りささんが洗濯物をとりこんでた。

一瞬、居留守されたのかな…なんて思ったけど、
テンションを高めてきてたから、再チャレンジするくらいの、
元気とポジティブな考えがあった。

いつもだったらここで完全に食い下がってた。

とりあえずまたインターホンを押してみた。

そしたら普通にでてきた。
りささんは驚いたって顔してたけど、俺も驚いた。

りささんはかなり困ってるような、戸惑ってるような顔してた。
どうしようって、考えてたことも全部飛んだ。

けど、結局は今日伝えようと思ってたことだし、告白した。

俺「りささん、あのですね、今日は伝えることがあったのです」

りさ「え?伝えること?」

俺「今まで、ずっと好きでした。
最初会った時は単なる酔っ払いだと思ってましたけど、
気付けば好きになってました。
うまく伝えられてないかもしれないけど、
これだけは伝えたかったんです。
りささん、付き合ってください」

本当にこう言えてたかわからないけど、
確かこうやっていいました。

りささんは最初かなり驚いてました。

りさ「でも、花子ちゃんのこととか…」

俺「花子は付き合ってる人いるって言ったじゃないですかw
これあいつらのプリクラですw」

りさ「…本当だったんだw」

俺「俺は別に、友達に勘違いされたとか、気にしませんし、
だいたい、本当にりささんのことは好きですもん。

ですから、付き合ってください!」

りささんはなんも言わず、
小さくうなずいて、笑ってくれました。

俺もびっくりして、何したらいいんだろうって思ってた。
そしたらりささんから抱きしめに来てくれたから、<br
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