僕は都内の大学に通う大学生です。僕には、小学5年の時から大学に至るまで、ずっと同じ学校に通う真希という彼女がいます。
同じ学校なだけではなく、小中高は、中2の時以外はすべて同じクラスでした。
真希は、ショートカットが似合う素朴な感じの女の子で、いつもニコニコしている可愛らしい女の子です。
僕は、会ったその日からずっと真希のことが好きでしたが、勇気が持てずに中2になりました。
出会って4年目にして、初めて違うクラスになったことで、僕は変に焦って、誰かに真希を取られないうちに! と、思い切って告白しました。
告白して、真希も僕のことが最初から好きだったとわかり、奇跡に感謝しながら付き合い始めました。
そして高2のクリスマスイブに、僕らは結ばれました。
僕のものを受け入れて、痛みのために涙を流す真希。僕がやめようとしても、
『大丈夫……好き……そのままして』
と言ってくれた。小柄で、少し痩せすぎなくらいの身体なのに、胸は思いの外大きい真希。抱きながら、凄く綺麗だと思った。
お互いに初めて同士ということもあり、挿入するまでにかなりバタバタしてしまったが、入れたばかりなのにもうイキそうだった。もちろん、何となくそろそろという予感はあったので、避妊具もちゃんと用意していたし、装着して結ばれた。
「真希、愛してる。ずっと一緒にいて欲しい」
僕は、心の底からそう思って叫んだ。
『コウちゃん、好きぃっ! 愛してるっ!』
そう言って、抱きついて来る真希。僕は、愛おしさでいっぱいになり、キスをした。そして、そのまま射精した。
『へへw しちゃったね♡』
照れたように笑いながら、真希が言う。僕は、その時の真希の笑顔を一生忘れないと思う。
そんな風に、僕と真希はどんどん絆が深くなっていった。でも、もともと性的好奇心が強かった僕と真希は、盛りがついた動物みたいにエッチばかりするようになった。
真希は、小学生の頃からオナニーをしていたとカミングアウトしたし、僕も同じくらいの時期からオナニーが日課だった。
そして、真希は半年ほどでクリトリスだけではなく、膣でイケるようになった。こうなると、本当にエッチがメインのデートになった。
ラブホテルでサービスタイムを利用して、一日中エッチをしたりもした。
見た目は素朴でおとなしく、真面目そうな真希が、実はこんなにエッチなのは凄くギャップがあると思う。そしてそれは、僕だけの秘密だ。
そんなある日、二人に転機が訪れた。
ラブホテルに入って、立て続けに2回したあと、いつものようにベッドの上でイチャイチャしているとき、真希が何気なくテレビをつけた。
すると、いきなりフェラをしている女性が映った。
僕は慌ててテレビを消そうとしたが、真希は、
『すっごーい! これって、AV? 初めて見た!』
と、目をキラキラさせながら言った。
そして、二人で初めてのAV鑑賞会が始まった。この時流れていたAVが、普通の単体女優モノだったら、僕らの人生にたいして影響は与えなかったと思う。
でも、この時流れたAVは人妻モノで、当時はそのジャンルさえ知らなかったけど、”寝取られ”系の作品だった……。
寝取られ性癖の夫が、ネットで募集した男性に妻を目の前で抱かせる……そんな筋書きだった。
僕は、真希が他の男に抱かれるところを想像して、身震いした。そんなのはとんでもない! そんな思いだった。
でも、真希は少し違った。僕が嫌悪感を持って画面を見ていることに気がつく様子もなく、画面を注視している。注視と言うよりは、魅入られてしまっている……そんな感じだ。
そして、次第に息が荒くなっていく真希。どう見ても、興奮しているようだ……。
『見られてるのに……ダメだよ……そんなの……』
ボソッと画面に向かって言う真希。でも、言っている言葉と裏腹に、真希の息づかいはどんどん荒くなる。
僕は、真希が僕の目の前で、僕ではない他の男に抱かれるのをイメージしているのかな? と、悪い想像を始めた。
最初は、嫌悪感しかなかったその想像に、僕は次第に興奮していくのを感じた。
真希が他の男に抱かれる姿……想像するだけで凄く嫌なはずなのに、なぜか興奮してしまう……僕は、戸惑っていた。
すると、
『コウちゃん、私が他の人とエッチするの……見たい?』
と、それまで見たこともないような、発情したメスの顔で言われた。
僕は、言葉は耳に入っているのに、真希の言った言葉の意味がわからなかった。
少し遅れてその言葉を理解した僕は、上気して血走ったような目で僕を見つめ、答えを待つ真希に、
「見てみたい……」
と答えた。これが、僕らのこの先の人生を決めてしまった瞬間だと思う。
すると、いきなり真希は僕のペニスを掴んだ。
『そう言うと思った。だって、ずっと勃ってたもんねw』
真希はイタズラっぽくそう言うと、僕の破裂しそうなペニスを口に含んだ。
画面の中では、”あなた、見ないでぇッ! イッちゃう! ゴメンなさいぃっ!”と、女優さんが叫んでいる。僕は、マキが頭を2~3回振っただけで、真希の口の中にぶちまけてしまった。それは、今までで一番の快感だった。
『すっごくいっぱい出たw コウちゃん、へ・ん・た・い♡』
と、真希は楽しそうに言った。僕は、初めて真希の口の中に出したことと、出した精液を真希が飲んでくれたことが嬉しかった。
真希の初めては、僕が全部手に入れたい。そんな風に強く思った。
この日は、そういった寝取られジャンルのAVを見ながら、いつも以上に情熱的に、激しく愛し合った……。
『今日は凄かったね♡ コウちゃん、愛してる♡』
真希は、少し気恥ずかしそうに言った。
「ねぇ真希……本当に、その……」
僕は、さっき真希は本気だったのだろうかと聞きたかった。でも、聞けなかった。なぜなら、僕は本気でそれを見たいと思っていたからだ。
そして、その日から僕は探し始めた。真希を他の男性に抱かせるために、なにをすればいいのかを……。
当然、安全にという大前提がある。なので、プロに頼むのがいいのかな? と思った。でも、男性用の風俗店みたいなモノは見つけ出せず、出張ホストや、出張マッサージがいいのかな? とも思ったが、結構な金額がかかる。わざわざ、金を出してまで真希を他の男に抱かせるのは違うと思った。
そうなると、候補としてはカップル喫茶とか、ネット掲示板に絞られてきた。この時の僕は、真希を知り合いに抱かせるという発想がまったくなかった。
そして、慎重に相手探しが始まった。驚いたのは、真希の積極性だった。僕がどの掲示板に書き込むか決めきれずにいると、僕の目の前で、真希がノートパソコンで書込みを始めてしまった。
真希は、ストレートに19歳の女子大生ということと、身長が153cmということ、胸がDカップあることを書いた。そして最終的に”彼氏の目の前で、恋人とするみたいにエッチして下さい”と書いた。
「Dカップだっけ?」
僕は、少し疑問に思って聞いた。
『い、いいじゃん! ほぼDカップだもん!』
と、顔を赤くして言う真希。女心は面白いと思う。こんなところでまで、見栄を張らなくてもいいと思う。
でも、そのおかげかどうか、もの凄い数の募集が来た。10代から50代まで、既婚未婚、外国人までいた。中には、勃起したペニスの画像まで添付してくるものもいた。
それを見て、僕と真希は狂ったみたいにエッチをした。
「真希、あの大きなヤツ、入れられたいんだろ!?」
僕は、真希と正常位で繋がりながら、そんな事を叫び続けた。この時の経験が、僕の巨根へのコンプレックスと、憧れを形作ったと思う。
僕のペニスは、悲しいことに小さい。仮性包茎だし、勃起しても、イマイチ固くなりきれない。
『ち、違う! そんな事ないもん! あぁっ!』
真希は、否定しながらも快感にとろけた顔をしている。
「ウソだ! いつもより濡れてるし!」
僕は、認めたくない気持ちでいっぱいだった。でも、真希のあえぎ声、表情、そのすべてが、真希がいつも以上に興奮しているのを示していた。
『そんな事ないぃ……んンッ! ダメぇっ! あ、あフゥ……』
真希がさらに高まっていくのがわかる。
「ウソだ!! 入れて欲しいんだろ! 僕の目の前で、僕のよりたくましいヤツを!!」
僕は、真希にこんな荒々しい言葉をかけたことはない。
『うあぁあっ! ほ、欲しいっ! 入れて欲しいっ! コウちゃんのより大きいので、イカせて欲しいぃっ! ンンッああぁっ!!』
真希は、驚くほど大きな声で叫びながら果てた。
もう、僕らは後戻りできないところまで気持ちが高まっていた。
そして、最終的に候補は一人の男性に絞られた。
42歳の独身の会社経営者で、土方さんという名前だ。添付されてきた写真は、温和そうな感じのごく普通のルックスだった。でも、気のせいか、笑っているのに少し目元が冷たい感じがした。ドラマ版ハンニバルのマッツ・ミケルセンっぽい感じだ。
本当は、もっとイケメンに抱いてもらった方が、より強い嫉妬を感じられると思うが、そこまでは無理だった。
何度かメールをやりとりしたが、この人なら大丈夫だと思えた。
そして、土方さんの提案で、ホテルで会うことになった。土方さんは、こういうプレイをもう何度も経験しているようで、僕らは言いなりになる感じだった。
そして、コンタクトを取り始めた週の週末に、早くも実行になった。
その日が近づくにつれ、どんどん後悔と恐怖にとらわれ始める僕に対して、真希は本当に楽しみにしている感じだった。
そして実行の日、真希はこの日のために新しく買った下着と、可愛らしいワンピースを着てウキウキしていた。
僕の、喉まで出かかった”やっぱりやめよう”の言葉は、楽しそうに僕の手を引っ張る真希によって、飲み込まされた格好になった。
『コウちゃん、なんか緊張するねw』
真希はそんな事を言うが、どう見ても楽しみにしているように見える。
真希は、普段は比較的おとなしい。友達といるときも、大はしゃぎするタイプではないし、少し人見知りな感じもある。
ただ、僕とのエッチはすごく積極的で、ギャップというか、二面性を感じる。
真希は、どういう考えなんだろう? 自分自身の好奇心や性的欲求のために他の男に抱かれたいのか、それとも、僕の目の前で他の男に抱かれることに興味を持っているのか……。
僕は、寝取られ性癖について、色々と調べた。愛する人が、自分以外の男に抱かれて感じてしまう姿……愛する人の目の前で、違う男に抱かれる自分……そして、どうしようもなく他の男で感じてしまう……。
言ってみれば、寝取られ性癖は、する方もされる方も、お互いがお互いを愛しているという前提があって成り立つものだと思う。
そう考えれば、真希のこの積極性も、そんなに心配する必要はないのかもしれない。
そんなことを考えながら、指定されたホテルに着いた。
初めて入るグレードの高いホテル。
ドキドキしながらエレベーターを目指した。ここで、さっきまで好奇心で目をキラキラさせていた真希が、急に弱気になった。ギュッと僕の手を握り、不安そうな顔でエレベーターに乗り込んだ。
指示された部屋は最上階で、余計に緊張が高まる。
『コウちゃん、嫌いにならない?』
少し泣きそうな感じで聞いて来る真希。僕は、やめるなら今だ! と思いながらも、
「なるわけないじゃんw ビビってるの?」
と、言ってしまった……。
『そんなわけないじゃん! 楽しみで仕方ないよw』
と、真希は一気に弱気な顔を捨てた。
そしてエレベーターが止まると、乗るときとは違い、真希が僕をグイグイ引っ張っていく。指示された部屋は、スイートルームってヤツだった。
大きすぎるリビングに、いくつ部屋があるんだろうという感じの間取り。僕も真希も、ただただ萎縮していた。
「初めまして。今日はよろしくね」
温和そうな顔に、優しげな笑みが浮かんでいる。写真で見るよりも落ち着いた感じで、優しい顔に見える。でも、やっぱり目が少し冷たい感じがする。
気圧されている僕らに、
「聞いていたよりも、ずっと可愛いんだね。コウ君が羨ましいな」
と、話しかけてくる。すべてに余裕を感じさせる、大人の男という感じだ。
僕は、ルックスだけなら勝っていると思う。でも、凄く敗北感を感じる。
そして、この後どうするんだろうと思う間もなく、自然な動きで土方さんが真希に近づき、
「そんなに緊張しないで」
と、微笑みかけながら、真希の手を握った。手を繋いだまま、土方さんが真希をエスコートする。
僕は、真希が他の男性と手を繋いで歩く姿を見ただけで、信じられないくらいのショックを受けた。
僕は、何かとんでもない間違いをしでかしたような気持ちになった。
そして土方さんは、そのままベッドのある部屋まで真希をエスコートした。そして、そこで僕に振り返り、
「キミはそこで座って見てなさい」
と、少し冷たい感じで言った。人に命令することに慣れた感じで、僕は自然と土方さんの言葉に従ってしまった。
そして、椅子に座った僕の目の前で、緊張気味に立っている真希。可愛らしいワンピース姿の真希が、いつもより小さく見える。
「可愛いワンピースだね。レストローズかな?」
『えっ? よくわかりましたね!』
「仕事柄ねw」
『何されてるんですか?』
「飲食とか、セレクトショップもやってるからね」
『すっごーい!』
こんな感じで、盛り上がる二人。真希は、一気に緊張がなくなったような感じだ。
他の男性と、親しげにしゃべる。これが、こんなにも胸をざわつかせるなんて、知らなかった。僕は、興奮するどころか、後悔していた。
「スカート、持ち上げてごらん。ショーツも見せて」
さっきまで、優しげな口調で真希と話していたのに、急に冷たい口調になる。そんな風に言われると、真希も抵抗することが出来ないようで、黙って裾を持ち上げ始めた。
どんな風にプレイが始まるのだろう? そんなことばかり考えていたが、まさかこんなに唐突に始まるとは思っていなかった。
土方さんはベッドに腰掛けて、真希がスカートを持ち上げていくのを見ている。
そして真希の太ももがあらわになり、可愛らしいショーツが姿を見せる。
「可愛い下着だね。今日のために?」
土方さんは、支配する側の人間特有の口調で聞く。
真希は、恥ずかしそうにそうですと答える。すると、土方さんはいきなり真希のショーツに指をかけ、そのまま引き下げた。
慌てて止めようとする真希だが、
「動かないで」
と、クールに土方さんに言われて、動きを止めた。
そのままショーツを脱がされる真希。薄いヘアも、丸見えだ。
土方さんは、
「少し足広げてごらん」
と指示をする。真希は黙ってうなずくと、そのまま足を広げた。土方さんには、真希のアソコも丸見えになったと思う。
「どうしたの? そんなに濡らして」
冷静な口調で言う土方さん。興奮している様子はまったくない。
『イヤァ……み、見ないで……』
真希は、ワンピースのスカートを持ち上げたまま、うつむき弱々しく言う。
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