翌日の朝、モモとノンタンが朝食のパンを買いに出かけた。
結果ユウさんと二人になったんだけど、その時に、
先っぽだけちょっと入れちゃったって報告された。
まあ、自分もこっそり知ってたし、
俺とノンタンだって、正直きわどいとこまでいってたりしたこともあるので。
「まあ、盛り上がりすぎるとそうなることもありますよね。」って返しておいた。
ユウさんは、ノンタンとエッチ中に俺とのプレイを話させるんだけど、
ノンタンから、「ちょっと太郎くんの入っちゃったかも」とか煽られて、興奮するらしい。
とはいえこれが当たり前になっちゃうのはダメだねって話になって、
ちょっとそのラインは自粛しようか。って方向になった。
ただ、モモの初めてをユウさんが、ノンタンの初めてを俺がもらう、
ってのも興奮するなぁ。ってそれとなく言ってみた。
するとユウさんは「それは…究極だね。」って笑っていた。
ユウさんもノンタンも昼から別々の用があるとのことで、
昼前に解散しましょうという話になっていた。
11時くらいになったので、自分が「そろそろかえろっか。」って切り出して、席を立った。
そしたらいつも通り、ユウさんとノンタンが玄関まで見送りに来てくれた。
「じゃぁ、今度はお互いの家でね!」
ノンタンが冗談っぽく、スワッピングで会いましょう的な意味で言っていて、
発言がノンタンらしくてみんな笑っていた。
玄関で靴穿いたり上着着たりでごちゃごちゃしてたんだけど、
その時、ユウさんがモモに口パクで何かを伝えたのが見えた。
モモはその内容に気付いたのか、はっとした顔をしていた。
モモの反応が気になってチラチラ確認していたんだけど、玄関前まで移動してドアを閉めるときに、
ユウさんに「ばか…」って口パクで、ふくれた表情で返していた。
で、ユウさんはそんなモモに笑って返していた。
どういうやり取りだったのかは全然わからないけど
二人だけの秘密のやり取りって感じがして胸がズキッとした。
次の日の夜、ベッドに二人で入ると、モモが俺の懐に潜り込んできた。
向かい合ってハグをする。
「トントンして?」
トントンって言うのは、モモが俺に抱きついて、
俺のパジャマの匂いを嗅ぎながら俺に背中をトントン叩かれると速攻で眠れるという妙技で、
この日も俺のパジャマを嗅いで背中をたたかれながら、幸せそうな顔でウトウトしていた。
その顔を見ながら、ユウさんに好きって言ったあのシーンがどうしても忘れられなくて、
モモはほぼ眠りに落ちそうな状態だったけど、どうしてもモモを穢したいような衝動に駆られた。
いつもプレイの翌日は月曜で、精神的にエッチする気が起きないってのもあって、
プレイの後はちょっと日が空いてしまうんだけど、
その日は珍しくムラムラしてしまって、探りを入れるためにパジャマの上から胸を触った。
ぴくっ…って反応するモモ。夢見心地な状態から現実の世界に戻されかけてちょっと不満そうな顔。
それでも胸を揉んでいたら、「こら…」ってようやくこっちの世界に戻ってきたようだった。
「だめ?」
「したいの?」
「うん…モモ見てたら、なんかムラムラしてきて…。」
「私で?」
「うん。モモで。」
そう言うと、
「えへへへ…」とニヤニヤしていた。
「断ろうと思ったけど、悪い気がしないなぁ…」
とニヤニヤした顔のままキスをしてくる。
キスをしながらパジャマの上着の前を開けると、中からエロい下着が出てきた。
黒のレース生地なんだけど、デザインが何とも言えないエロさを醸し出していて、
「エロっ。」って思わず言ってしまった。
エロいんだけど、モモのセンスのお陰なのか、下品さがないのがすごいと思う。
(モモ曰く、セクシーなのは妥協するとダサくなるらしい。)
エロいブラを見て気になったので、モモのショートパンツを脱がしてパンツを確認する。
黒のTバックかと思っていたけど、黒の紐パンだった。それでも相当エロかった。
「エロいなぁ。」
「でも、可愛いでしょ?」
「まあね。」
「最近こういう系ばっかつけてるよね。普段も。」
「うん。」
「これ、ユウさんの好み?」
「そうそう。」
「フーン…」
「なになに…?嫉妬してるの!?」
「べつに。」
モモが嬉しそうに俺に絡んでくる。可愛い。
可愛いんだけど、嬉しそうな表情がちょっとイラッとしたので、
「エロモモ」って言ったら、
「エロ太郎」って帰ってきた。
いつも通りのやり取りで、二人でクスクス笑う。
そして、「太郎くんもリクエストあったら言ってね?どういうのがいい?」って聞かれた。
それに対して、しばらく考えたものの、「…思いつかない。」って言ってしまった。
モモは「じゃあ、また考えといて?」って言っていたけど、
確かに俺がこれじゃあ下着にこだわりがあるユウさんの趣味で塗り替えられてしまうのは仕方がない気がした。
「ジェラピケの下着買ってたよね」
「うん」
「あれよかったなぁ」
「そうなんだ…。そういえば、えっちのとき着けたことないね。」
そんな感じの会話をしながら、モモのブラを上にずらす。
「引っかかりがないから簡単にずれるね」
「うるさい」
「いや、特技でしょこれは。」
「絶対褒めるつもりないでしょ。」
モモが冷ややかな目線を送ってくる。
そんな目線をかわして、モモの乳首を手でころがす。
「んっ…」ってモモが声を上げる。
今日はなんか感度がいつも以上にいいなぁと思って、
調子に乗っていきなり乳首を咥えて吸い付いてみる。
そしたら、「いたっ…」ってモモが言った。
「えっ…ゴメン…。強かった?」
「ううん…大丈夫…。こっちの問題だから…。」
「どういうこと?」
ちょっと言葉に迷っていたけど、
「最近、痛めにしたりすることがあって…」とモモ。
「えっ…痛めにって…?」
「あの…きつくつねったり、噛んだり…」
「きつくって…どのくらい?」
「結構…」
「噛むのも?」
「うん…結構きつい…と思う…」
「それ…、大丈夫なの?」
「次の日ヒリヒリするだけだから大丈夫…」
大丈夫っていってもなぁ…と思って
「嫌なら嫌っていいなよ?別にユウさん無理やりやる人じゃないでしょ?」
「分かってる。」
「言いにくいなら俺から言おうか?」
「ううん、大丈夫だって…。」
そしたらモモがいきなり小声になった。
「私がお願いしてるから…」
「えっ…?」
「してもらってるの…」
「なんで…?」
「だって…すごい…気持ちいいんだもん…」
しばらく呆気にとられてたけど、なんかクスって笑えてきたので、
「エロモモ。」って言った。
そしたら、「うるさいエロ太郎。」ってすぐに返ってきた。
「ほんと、ドMだよねモモって…」
「そうなのかなぁ…。」
「自覚なし?」
「ユウさんにも言われたけど、よくわかんない…。」
「ってことはもう天性なんだね。才能だね。」
「それ褒め言葉…??」
そんな感じで、
モモもさすがにここまで響くと思ってなかったみたいで、
無理することないし、やめとこっか。って話になった。
そして、モモがもう一回パジャマを着て、俺に抱きついてくる。
そしたら俺のパジャマに顔を押し付けながら話し出した。
「そう言えば」
「ん?」
「太郎君とエッチしてるときなんだけど…」
「うん…」
「たまにすごい冷たい目で私のことみてる時があるよね…。」
「えっ…そう?」
「うん。」
「ごめん…無意識だと思う。」
「いや、いいの。でね…そのときって…すぐイっちゃう…」
「…ドMですね。」
「やっぱそうなのかなぁ…」
そう言いながら、いつも通り俺の匂いを嗅いで速攻で眠っていった。
とにかくモモは俺と一緒にいる時はすごくおしゃべりで、家族の前でもあまりしゃべらない。
モモの両親に家でのモモの様子を話すと、信じられないって言われたくらい。
プレイを始める前は、さすがに相手が俺でも、恥ずかしさからか全然しゃべらなかったけど、
今ではエッチの時もいっぱい話しかけてくるようになった。
それを考えると、俺とモモの中では、エッチは愛情表現よりもコミュニケーションツールの色合いが濃いのかもしれない。
(でもちゃんとお互いイクまでやるし、エッチな雰囲気にもなってます。)
ちなみに翌日、仕事で夜おそくに帰ったんだけど、寝ずに待っていてくれた。
そして寝支度をして一緒にベッドに入っる。
そしたら、パジャマのファスナーが大きめに開いていて、
中から可愛いブラがちらっと見えていた。
「昨日言ってた下着着けてくれたんだ。」
「気付いた?」
「さすがにね。」
「ムラムラする?」
「するでしょそりゃ」
「そっかぁ…」
モモが嬉しさが隠せないような感じの顔になる。
「もう大丈夫なの?乳首。」
「多分。」
「じゃあ、いい?」
「うん…」
内心、翌朝きついだろうなぁ…
と思いながらもモモの思いやりを無駄にしたくなかったのでセックスをした。
やってみると、モモの感じている顔が幸せそうな顔をしていたので、
思わず2回くらい立て続けにセックスして、二人ともへとへとで眠った。
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