04月23

田井中律とセックスした話



その夜、遅くに帰ってきた俺は発泡酒を飲みながら
いつものようにネットサーフィンをしていた矢先のことだ。
偶然にも昔付き合っていた彼女のブログにたどり着いてしまった。
いや、正直言うとカラダの関係はあったけれども、
正確には彼氏彼女の関係ではなかった。

ブログの中の彼女は元気に日々を過ごしているようだった。
OLというよりは専業主婦が似合うだろうなと思っていたが
まさに彼女はそのとおりで。
律子は1男1女の母親になっていた。
(プシュッ!)
思わずうれしくなった俺は普段は1本しか飲まない発泡酒を
2本目に手をつける。
今夜くらい良いだろう。
我ながらいい商談ができたし、自分へのご褒美だ。

律子は当時の面影を残した品の良い容姿で、
とても30超えているとは思えない、若さを保っていた。
しかし俺が本当に驚いたのは律子の容姿ではなかった。
何よりも驚いたのは無用心にUPしている家族写真、
そこに写った律子の娘。
思わず声を呑んでしまった。
娘は当時の律子そっくりだった。
リス顔りっちゃんそのまんま。うわぁと思わず声が出てしまうほど。

黒目がちでクリっとした瞳のかわいい女の子。
どこか小動物を髣髴とさせる小柄な体躯。
そしてそれに似合わないほどに大きく張り出した
思春期の胸。まさに当時の律子に生き写しだった。
(これくらいの年齢のときにセックスしたんだよな…俺たち)
2本目の発泡酒を一気に飲み干した俺は、
3本目をとりに冷蔵庫に向かった。

(○くん!)
(○くん!)
(りっちゃん!)
(りっちゃん!)
(中でだして良いよ?○くんのセイシだして)
(だめだよっ子どもできちゃうだろっ)
(良いよ…体温付けてるから多分大丈夫…だからッ)
(あぁッー)

当時の反動か、△学校に進学したあとは
サッパリもてなかった。いや実際のところ他の女の子達とも
何回かセックスはしたが、クラスで妊娠したやつのせいで
いろいろと問題になって、それくらいから俺も柄にもなく
受験勉強とかし始めちゃったりして。
いつの間にか他の女の子たちとも音信不通になったりして。

おかげで俺もそこそこの学校に進学することができたが、
○学生の頃と比べたらその回数はめっきり減ってしまった。
そもそも当時のようにいろんな女の子と次々に…
なんてシチュエーションは皆無だった。
結局最後までやっていたのは
誰だったっけ?
たぶん、律子だ。
当時のことを思ってひとりで慰めてしまったことも
一度や二度じゃないが、中でもいちばんのお気に入りが
律子だった。

律子は俺よりも頭が良かったから県内でも有数の進学校に合格した。
俺は俺で律子ほどじゃあないが背伸びした学校に受かったせいで、
仲が良かった友達ともバラバラになってしまい、
春からの新生活に慣れるまでは結構しんどかった。
でも学校が別々になっても、友達とは会っていたし、
律子とはたまに会ってセックスをしていた。
その頃の行為はさすがにゴムをつけて営んでいたが、
それでも安全日には互いの合意の元、ナマセックスに励んでいた。

そんな律子も■校に進学すると音楽に目覚めて、
柄にもなく(当時は本当にびっくりした)バンドなんて
はじめちゃったりして。
それからはお互いそれぞれの友達との付き合いが多くなってきて、
セックスする回数も減ってきた。
セックスに飽きてしまったってのも正直ある。あまり早い時期に
同級生とのセックスの味を覚えてしまうのも問題なんだろうな。
律子と正式に付き合っていたら、今頃もしかしたら
俺の子どもを生んでくれていたのかな…

律子…

律子…

律子…

「なに考えているの?柔らかくなってる、疲れてる?」
「そんなことない。ごめんうそ。ちょっとな」
「相談のるよ?」
「ありがと」
俺たちは校舎の屋上手前にある踊り場にいた。
そこは誰からも見られることのない、隔離された空間だった。
俺の股の間から彼女は見上げる。お互いに学生服だった。
ただしお互い別の学校の、だ。
学園祭もフィナーレが近いようだ。
賑やかなBGMが校庭からガンガン流れていた。
こんなときに、こんな場所にいるのは
俺たちぐらいだろう。
お互いに別々の学校に進学してしまったから
校内でセックスをするっていったら
こういうイベントのときでしか、チャンスがない。

「あれ?バンドは?だいじょうぶ?」
「うん。ステージは終わったから。ヘーキだよ」
返事をしながら俺の陰茎に這わせていた舌が動き回る。
正直洗ってないからクサいと思うんだけれども、律子は昔から
嫌な顔ひとつせず進んでフェラチオをしてくれた。
最後のごっくんも慣れたものだった。
俺のを口に含み、やさしく包んでくれる彼女。
なかで舌が亀頭のいちばん敏感な辺りをツンツン刺激する。
指で輪っかをつくって、チンポの皮膚を上下にスライドする。
律子の唾液と俺の出したカウパーが混ざり、あわ立ち始める。
興奮が高まってくる。そろそろ出そうだ…
「もうだめ、そろそろ…」
「…らしちゃいなよ?」
「あッあぁッー!出る出る出るッ!」

ぴゅッどぴゅぴゅッーっと次から次へと精子が出た。
それに合わせて律子はちゅーっと精子を吸い出してくれる。
精子が尿道を通る際の摩擦が感じられる程の痺れ。最高の快感だ。
いつものことだが、本当に気持ちがいい。
こうして、ずっと、俺のチンポ舐めてくれないかな…
キチンとした告白とか、付き合って正式な彼氏彼女の関係になるとか
そういうのがないまま長年こうした関係を続けていた俺たちだった。
いつかはけじめが必要だと俺も薄々思っていた。
そう、"いつか"は。
しかしそれは"今"じゃないと思っていたんだ。
しかし律子は違った。俺からのけじめを待っていたんだ。
そうだ、思い出した。
この日のセックスが俺たちの"最後のセックス"になったんだ。

「○くん、今日はわたしが上になるねッ」
「あぁ、でも律子、濡れてる?」
「じゃーん」
制服のスカートの裾をもち、パンツ姿のままダイレクトに俺に跨る。
俺のむき出しの太ももに、パンツを当てる。
前へ後ろにそれを擦り付けた。

(パンツが濡れている…)

その冷たさが俺の太ももに伝わり、彼女の準備が
充分すぎるくらいに整っていることを知らしめてくれた。
「スゴイじゃん」
「あのねーわたしは舐めてるだけで、こうなるよ?昔っからこうなるよ?」
○学生の頃からさほど変わってないと思っていたけれど、
客観的に見たらお互い成長していたのかもしれない。
何しろお互い思春期真っ盛り。
ココロもカラダも飛びっきりの成長期だ。
当時は大人しくて地味な方だった律子(しかしそのルックスは
クラスでも3本の指に入るほどの美人だったが)、音楽を始めてから
性格の良さを残したまま、明るく社交的な性格になっていた。
例えるなら"スカートめくりをした男子を追いかけたりする姿"が似合う感じ。
たぶんクラスの男子の何割かは
「彼女にしたい」と絶対思っていたはずだ。

でもそんなクラスの男子には悪いが、
俺は律子のカラダを子どもの頃から知っている。
着やせするタイプの律子だが、実は大きなオッパイの持ち主だということ。
決め細やかなもち肌の持ち主だということ。
「眉毛の薄い女の子は陰毛も薄い」という噂は嘘だと言わんばかりの
立派な陰毛の持ち主だということ。
そしてマンコの締りがいいこと。
濡れやすいこと。
感じやすいこと。
そして、セックスが大好きな女の子だということ。
俺だけの秘密。
俺だけしか知らない自慢のカラダだった。

そんな律子が今、俺の前で濡れたパンツをするするっと脱いで
生まれたままの下半身を見せてくれている。
■校生になってからは少しオトナっぽい下着を履きだした律子だったが、
その日のパンツは白と水色のストライプだった。
ぽいっと後ろに投げ捨てて、次はセーラー服に手をかけた。
何度も重ねた情事のおかげか
それともよほど自分のスタイルに自信があるのか
あっさりと全裸になってしまった。
こんな時、いつも男の俺のほうがあたふたしてしまう。
まだ学園祭終わってないぜ?校庭にはたくさん人いるんだぜ?
「オイオイ裸になるのか?さすがに…」
「いいのいいの!○くんもね!」
「誰か来たらまずいんじゃ…」
制服を脱ぐと、着やせするのか当時から更にふくらみを増した
美乳(そして大きい)が目の前にポロンとこぼれる。

先端は薄紅色でほんのり色づき、
大きさだけではなく、その形もとても美しい乳房だった。
発育が良かった律子は、初体験の頃から陰毛が濃かった。
俺は当時いろんな女の子の陰毛を見ていたけど、
薄い陰毛には薄い陰毛の良さがあり
濃い陰毛には濃い陰毛の良さがあることを知っていた。
学園祭のステージに立った律子のあそこは少しニオイがこもっていたが、
けっして嫌なニオイではなかった。
蒸れたオンナのニオイ。
それは完全にオトナのそれではなく、
少女からオトナになる境目の瞬間の女子■生にしか
発することができない、神秘的フェロモンに満ち溢れていた。

俺のチンポを舐めたことによって自ら興奮した少女のアソコは
自らが出した分泌液でしとどに濡れていた。
夕日のオレンジが彼女の色を照らす。
その姿は芸術的に美しく、キラキラと輝いていた。
乳房の先端のピンク、陰毛の黒、そして普段は制服に隠れている雪肌の白。
それらが踊り場の窓から差し込む夕日に照らされていた。
俺のチンポは先ほど射精したばかりだというのに
ヘソにつきそうな程に勃起していた。

素敵な発育。素敵な思春期。
第二次性長期を迎えて立派になった男子女子が
学校の踊り場で全裸になったら、することと言えばひとつだけ。
りっちゃんは俺に跨り、チンポに軽く手を添えると、そのままグッと
マンコに吸い込むように挿入していった。
「重い?」
「ぜんぜん。スゴク気持ち良いです」
「えへ、ありがとっわたしもっだよ…スゴイよ…」
律子の中は暖かかった。
暖かくてヌメヌメしていた。

グっと股間を押し当てたことで、俺のチンポが律子のマンコに
奥までヌルンと挿入された。俺の陰毛と律子の陰毛がこすれる。
俺の上に乗ったままカラダを前傾させて、
その部分を押し付けるようにクィックィッと前後運動を始める。
クリトリスが刺激される、律子が好きな動きだった。
目を見つめあい、顔を近づけ、そっと口づけをする。
腰の動きは止まらない。
ふたりの触れた唇から、優しく舌を出してつつく。
互いの先端でコンニチワするかのごとく、フレンチキス。
可愛らしいキスとは裏はらに、俺らの下の方は互いが分泌した液で
グチョグチョになっていた。すべりがよくなり動きも加速する。
そしてたまらない表情になった律子が俺の口内に
舌を挿れてきた。俺もそれを歓迎するかのように
受け入れる。絡めあう舌。溶け合うカラダ。
互いの敏感な粘膜を舌でなぞり、撫でて、愛であう。

律子のマンコの締め付けが強くなる。
上で、下で互いの体液を交換する行為だ。
もう俺も律子も限界だった。
熟練の夫婦のようにアイコンタクトを交わした俺たちは体位を変える。
律子が持ってきたバスタオル(本当に律子は良いお嫁さんになると思う)を
下に敷き、俺は律子の股を広げて上に乗る。
俺たちの最後、フィニッシュは正常位が多かった。
中出しするとき子宮の奥の奥まで精液が届いて満たされるから
律子のお気に入りだった。俺のほうは俺のほうで
密着感が大きく、好きな体位だった。

俺の汗が律子のひたいに落ちる。
パンパンパンと腰の動きが早まるにつれ、俺たちの股間は
粘液であわ立ち、スゴイことになってきた。
射精の喜びを期待する俺の亀頭はパツンパツンに張り詰めていたし、
律子の膣も俺の精液を受け入れるべく、俺の下で俺の大事な部分を
キュウキュウ締めつけてくる。
ナマで挿れておいて何だけど射精前には一応確認するのが
俺たちの間の無言のルールになっていた。
俺は限界ギリギリの中、彼女に中出しの許可を求めた。
「で、出そう…」
「いいよッ出して…セイシ、出して…」
「今日はッ…だいじょうぶな日なのか…ッ!?」
「うんッ!うんッ!もうすぐ生理くるから…」
「わかったッ出すよッセイシ出すッ」
「○くん○くんッ!中でセイシいっぱい出してッー!!」

カクンカクンと動きが一瞬止まったかと思うと、二度目の射精だというのに
凄まじい量の精液がどぴゅーッどどぴゅッ!っと
律子の幼い膣に注ぎ込まれていった。
その快感は数秒続き、すぐに律子の膣から白い液があふれ
コポポっとバスタオルを汚した。
ふたりの股間は先走り液と愛液と精液で
ヌルヌルだった。あふれた液で互いの股間が汚れるのも構わず
俺はすぐに動き出した。
抜かずの二発目というやつだ。
律子のマンコの具合は最高で、果てたあともすぐにまた
行為に及んでしまうことも一度や二度じゃなかった。

「ぁあッーー!止まらねェよ…スッゴイ気持ち良い…」
「私も…私も…○くんスッゴイ…」
「なか、すごい俺のセイシでいっぱいでヌルヌルしてる…」
「うん、ヌルヌル」
「スゴイな」
「○くんのセイシ、好き。もっと出して。いっぱい出して!」
律子の思春期マンコの大きさは俺のチンポにちょうどよくって
その締め付けは最高に気持ちよく、何度も何度も
律子の上に乗っかってしまうのだった。

俺のセイシが太ももを伝ってたれる。
それを愛おしそうに指で救って口にしながら律子は言った。
「わたしね、男の人から告白されたんだ」
「えっ!?」
動揺した。律子に男の影なんてなかったからまさかと思った。
そりゃそうだよな。これだけ性格も良くって美人と来たら
告白されることだって本来なら想定の範囲内だ。
なのにそれを考えずに何も考えずただ
腰を振っていて、俺ってば本当に馬鹿だと思う。
「どうするんだ」
「どうして欲しい?」
「どうしてって…そりゃあ俺がいちいち口出すことじゃないし」

その瞬間、ふたりの間の時間が止まったように感じた。
そう、と一瞬悲しそうな顔をしたように見えた。
そこのあたり、正直記憶もあいまいだ。
ただ覚えているのはそのあと律子は笑って立ち上がって
まるでバレリーナのように回っていたような気がする。
校舎屋上手前の踊り場で、俺たち以外誰もいない空間で。
生まれたまんまの裸のままで。
夕日を浴びて、俺のセイシを股間からあふれさせながら。
くるくると
くるくると。
泣いていたようなきもするし、笑っていたような気もする。

「みてー!わたしのカラダー」
「こら!大きな声出すなって!!
 誰か来たらどうするんだよ…」
「うそー!告白されたなんてうそー」
「えっ」
「私の名前は律子じゃないよ 律だよ?りーつ!
 何年も経ったからって、うろ覚えですか?
 ホントそーゆーところ○くんは昔からテキトーすぎ!」
「りつ…」
「あの頃のようにまたりっちゃんって呼んで?
 もう一回抱いて
 お願いだよ、○くん。律子でも律でもどっちでもいい
 私はりっちゃん。あの頃の私はもういないけど
 いつまでもいつまでも想い出はキラキラだもん
 ○くんのおチンチンの味は忘れないよ
 ○くんのセイシで妊娠したかったなーッ
 あーー
 好きだったのにーッ
 あほーあほーあほーーー!」

そうか、なんで俺はりっちゃんの気持ちに応えてあげられなかったんだ。
最後にちゃんと名前を呼んであげれば良かった。
最後にもう一度抱きしめれば良かった。
もうあの頃のりっちゃんはいないけれども、
今でも元気に笑っているならそれはそれでいいなと思った。

汚れたテッシュを丸めてゴミ箱に捨てる。
この歳になってあの頃のことを思い出してオナニーしてしまうなんて。
賢者モードになって少し凹むかと思ったけれども
そんなこともなく、冷静にズボンをあげて
残り少なくなったグラスに残った発泡酒を一気に胃に流し込んだ。
もうすでにぬるくなっていて、まずかった。
4本目はいらない。
明日もまた朝早いから
そろそろ寝なきゃいけない。

俺はインターネットのブラウザを閉じ、パソコンをシャットダウンさせた。
数日前まで彼女のブログを遡ってみたけど、どれもこれも
彼女の笑顔であふれていて、まぶしかった。

彼女のブログにはこんなことが書いてあった。
酔っ払ってしまった俺は翌日にはその内容をすっかり忘れてしまったが
結果、忘れて良かったと思う。こんな記事を読んだあと
翌日また仕事で取引先でプレゼンやら商談やら
そんなの抱えて正直やってらんないから。
適度に覚えて、適度に忘れる。
それが生きていくのには必要なんだ。
俺だって彼女だって同じ。
たまに思い出したらまた想い出のなかで抱かせてくれ。
男ってほら、弱い生き物だから。

その記事は、彼女の卒業文集についての記事だった。

 
 ×月×日

 先日実家に帰ったときのことー
 
 当時の文集が出てきたから見直してみたらもうびっくり。
 バンドバンドで楽しかったーってことばっかり書いてあって。
 実際当時の私ってばオシャレっけもないし、
 正直色気より食い気っていうか、まぁ
 友達と馬鹿騒ぎしてただけの3年間だったなー

 男の子に好きって言われたこともありません

 好きって言ったこともありません

 そういう関係(カップルっていうのかな)になりそうな
 かんじはあったはあったけど、結局なくって
 ドラム叩いて叩いて笑って笑っての3年間でした!
 叩いて叩いて!
 叩いて叩いて!!あー
 スティックで叩きたい奴ひとりいるよ思い出した!

 ま、今元気でやってるならそれはそれでいいんだけどね。
 でもやっぱり軽く叩かせてくれーいw

 あははーって笑ったよ。

 来週は同窓会。久しぶりに叩きマスよマジでw

 楽しみナリ♪



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