06月7

ませたJCに逝かされた男 序章

12月に入り 師走で町はクリスマスムードで賑わつていた。                         私は妻にプレゼントの買い物を終えてタクシーを拾いかけていた。                      「 おじさん・・・おじさん・・・ 」                                            振り返ると ピンク色の半コートに手を入れた女の子が少し はにかみながら私を見上げていた。  見たところ 年齢は高校生くらいだろう 足元をみると この寒空にミニスカートで素足にスニーカー  といつた服装だ。                                                    「 うん なにかな? どうしたの? 」    私が尋ねると なかなか モジモジとして口を開かなかつたがようやく                                                       「 あのさあ・・・あのさあ・・・夕食御馳走して呉れない・・・ 」  思いがけない言葉に戸惑つた私は  「 えっ お腹空いてるの?」                                             「 うん 朝から何も食べてないの お願いしていい?」                             ここまで言われて知らんふりは出来なかつた 妻に電話をしてから近くのファミレスに入つた。     「 何でも好きなものを頼めばいいよ・・・」  彼女が食べている間 私はビールとワインを飲みながら横顔を眺めて昔 高校生のころ 付き合つていた早苗を思い出していた。                 手を繋いだくらいの清く淡い交際だつた 初恋でもあり 自分のものにしたかつた後悔が過つた。   「 ああ 美味しかつた これ 頂戴・・・ 」  私のワイングラスを取り ゴクゴクと飲み干した。     「 コラ コラ まだ高校生だろう 未成年はダメだ 」  グラスを取り上げてから私は尋ねた。     「 ねえ 君の名前と年齢を教えてくれるかい 」   酒のせいか 頬を染め いらずらつぽく笑うと  「 美由 楢橋美由でーす 高2と言いたいけど 中2の14歳だよー 」   驚いている私の横に座ると 「 おじさん お礼にこれから うんとサービスするからね・・・・」  美由は耳元で囁いた・・・・・

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