それからの話、1週間に1~2回は「しん」との関係を持った。 その度、3時間ほど体を交わらせる。しんも3度は果ててくれる。私も逝ってしまう。
この人、私に対して気持ちを続けてくれている。本気なんだ、そう感じた。
そして7月、夏を迎えたあたりだろうか。いつも通り夜を過ごした。
翌朝、しんから「迎えにいくよ」との連絡。仕事先まで行く途中、とある公園の駐車場に入った。
「早かったから休憩しよう」そう言うと、なんと車の中で求めてきた。初めてだった。
しんから「3月の時より も気持ちが強い。体だけって思うかもしれないけど、これで気持ちが届いてくれたら嬉しい」と。ただただすごかった。
その日、夜も求められてしまった。そして翌日も。気づくと、仕事の勤務が合うたびに求められていた。
毎週のようにゴムの消費された箱だけが積み重なっていく。何回しただろう。でもまた求められる。