前回のあらすじ
女子仲間でセクハラ男子をいじめ返してやったら、目の前で射精されるハメになった。
気持ち悪くてびっくりした。
なぜかそれがきっかけで、いじめ現場の見張り役(カカシ)を頼んだ男の子と急接近。
でもカカシ君もちょっと変な人だった?そして私は?
…
「俺も女のパンツはいてみたい」
「…。はい?」
私は頭の中が真っ白になりかけました。
下着姿を見ていてくれたら精通できそうな気がする、というカカシ君。
私は動揺しつつも、カカシ君の力になってあげたいと思ってしまいました。
「じゃ、じゃあこれ?」と姉ちゃんのパンツを指差すと、カカシ君は首を横に振りました。
「祥子(私)のがいい」
「え、何で…」
「好きな人のパンツがいい…」
さっき期待しつつ肩透かしされた告白はこのとんでもないタイミングでやってきました。
一度真っ白になりかけた私の頭の中は、本当に真っ白になりました。
カカシ君の顔は真っ赤でした。
両想いなんだ!ということに私は浮かれてしまってました。
カカシ君が私のパンツをはきたい、ということの異常さは、全然気になりません。
気にならないというか、何も考えられなくなっていました。
頭が真っ白なまま私は立ちあがって、スカートの中のパンツを脱ぎました。
好きな男の子の前で、私はノーパンになったのでした。
告白に対する私の返事でした。
カカシ君は目を丸くしてます。
それもそのはず、カカシ君は「私が今はいてるパンツ」を指定したわけじゃないから。
私が勝手に思い込んで脱いでしまっただけです。
ただ、おかげで私の気持ち(私もカカシ君好き!)は必要以上に伝わったと思います。
カカシ君はあわてて「ご、ごめん、俺も脱ぐね」
私の頭がふわふわしてる間に、カカシ君はいつのまにか下半身裸になってました。
びっくりして私は後ろを向きました。
「いいよ」という合図で振り向くと、私のパンツをかなりきつそうにはいたカカシ君。
何の変哲もない見慣れた白の子供パンツだけど、持ち主の私にも異質に思えました。
姉ちゃんのパンツをM彦にはかせた時よりは、控えめな状況なのに。
脱いだばかりの自分のパンツが、ちんちんの形に盛り上がる…。
そんなことが起こる日が来るなんて、考えたこともなかった。
「そのまま見ててね」とカカシ君が膝立ちになって言いました。
「うん見てる」と私は座ったまま言いました。
…それだけです。何も起こりません。
パンツの盛り上がり方で、ちんちんが勃起してないのはわかります。
ただ無言で向かい合って、カカシ君もどうしたらいいのか、わからないみたいです。
私「大きくならないね。何で?」
カカシ君「わかんない」
昨日の状況を再現したら、勃起して精通する、とカカシ君は思ってたみたいです。
まだえっちなドキドキになってないのかも知れません。
多分緊張もあったんだろうと思うけど。
ああ、ブラジャーしてないからかも、と思いました。
それをカカシ君に言うと、カカシ君も、そうかも知れないと言いました。
ほんとバカみたいだけど、この時はとにかく2人とも大真面目に考えてました。
どうすればカカシ君が精通するのかということ。
私「でも私ブラジャーないよ、ブラジャーは姉ちゃんのでいい?」
カカシ君「祥子のがいい…」
ないって言ってるのに。
でもこれ以上ない真剣な、そして真っ赤な顔で、私のがいいと言ってくれたカカシ君。
ちょっとうれしくて、でも私のほうが恥ずかしくて、照れ笑いしてしまいました。
私「あ、あは、じゃあ肌着で」
私はおっぱいがないので、上半身を見せるのは言うほど恥ずかしくない。
と言うよりすでにノーパンになってるので、恥ずかしさのハードルは越えてました。
だから躊躇なくブラウスのボタンに手をかけました。
肌着も脱いで胸を見せた時、カカシ君が少し前かがみになりました。
ちんちんに変化があった…のかな?
カカシ君は何度もつばを飲み込んで、少し鼻息が荒くなっていました。
おっぱいのない、男子と変わらないつもりの胸なんだけど。
でもカカシ君から見ると、やっぱり「女の裸」として意識するみたいです。
明らかに興奮してるのがわかりました。
こんな胸で喜ぶとは思わなかったので、私もドキドキして熱くなってきました。
カカシ君も上半身裸になりました。つまり私のパンツ1枚だけの状態。
私「ブラジャーするようになったら、その時は貸してあげるね」
カカシ君「うん、いつか祥子のブラジャー見たい…」
そして私が肌着を手渡すとカカシ君は…。
それを着るまでもなく、一気にその股間が膨らみました!
勃起した!私のパンツの中で!カカシ君のちんちんが大きくなった!
それだけで、カカシ君と心がつながったような、変な感動がありました。
(パンツとちんちんサイズの関係上、ちんちんがはみ出すことはありませんでした)
カカシ君「…う?」
私「…!何か来た?精通しそうっ?」
昨日のことを思い出して、ティッシュが必要だと直感しました。
でもカカシ君は、ティッシュ箱を手に取った私を見て、首をかしげてます。
カカシ君「…おしっこがしたい感じになった。よくわかんない」
そして、足をがくがく震わせ始めました。
これは、あれです、出そうになったから自然に震えたわけじゃないみたいです。
昨日のM彦の真似をしたら、出るんじゃないかと思って、そうしたみたいです。
でも何も起こりませんでした。
ここで私は、カカシ君のちんちんをまだちゃんと見てないことに気付きました。
「見せて」と言うとカカシ君はおずおずとパンツを下にずらしました。
思った通り、ちんちんを見ても気持ち悪くなることはありませんでした。
彼氏(!まだ気が早い)のちんちんだとやっぱり抵抗はないってことかと。
つんとしたにおいで頭がくらくらしました(悪くない意味で)。
皮からニョキっと顔を出した亀頭が、よく見ると濡れてました。
私「何か出てるよ」
カカシ君「あ!精通したのかな、でも昨日のM彦のは」
…!その時玄関で音がしました。思ったより早くお姉ちゃんが帰って来た!
居間で堂々とハダカンボだった私たちは慌てて、服を着ました。
私はノーパンスカートのまま。
カカシ君は、私のパンツの上からズボンをはきました…。
お姉ちゃんは以前から、私の友達としてカカシ君を知ってます。
何も不審に思った様子はなくて、話しかけてきました。
お姉ちゃん「カカシ君久しぶり。大きくなったみたいだね」
カカシ君のちんちんが大きくなってることを指摘された!
なんて、そんなわけないとわかってるけど、どうしても結び付けてしまってヒヤリ…。
…でもその「ヒヤリ」は、そのあとが本番でした。
お姉ちゃんがいて気まずくなったのか、カカシ君は(私のパンツのまま)帰りました。
そしてそのあと!お姉ちゃんが気付いてしまったのでした。
「その下着私の…」
うかつに放り出しておいた下着を、見られてしまった!
早く片付けるべきだったのに…。
せっかくカカシ君が持って来てくれたのに、結局持ち出したのがバレてしまう…。
どうしよう…。
私とお姉ちゃんは、2人姉妹で、仲はいいです。
9歳離れてるお姉ちゃんは、母さんが忙しい時のサブママ的存在でもあります。
下着のことを教えてもらったりとか、見せてもらったこともあります。
でも今の問題は、それを黙って勝手に持ち出してしまったこと。
そして、その場に男の子がいたということ。
眉間にしわを寄せたお姉ちゃんに問い詰められ、私はとてもひどいことを言いました。
私は…。
自分の名誉を守るために、思わずカカシ君を悪者にしてしまったのでした。
「カカシ君が、お姉ちゃんの下着を見てみたいって言ったから」
とっさに口を突いて出てしまった…なんて、言い訳にもなりません。
それがきっかけで、問われるままに嘘が出てしまいました。
・カカシ君が、大人の下着に興味がある、見たい、と言ったこと。
・断ったけど、じゃあ祥子のパンツ見せろ、とスカートをめくられそうになったこと。
・いやだったのでお姉ちゃんの下着を出したこと。
そして、私もカカシ君も気付いていなかったんだけど、パンツのゴムが伸びてました。
M彦のお尻と勃起ちんちんを無理に収納した結果でした。
それか、M彦が脱ぐ時にあわてて引っぱったのかも知れません。
姉ちゃんに指摘されて、結局これも、私は嘘でごまかすしかありませんでした。
私「カカシ君がはいたから伸びた」
…カカシ君、ごめん。
これは、あれです、M彦の印象が強すぎて、はいたという言葉が出てしまいました。
せめて、引っぱって遊んでたらこうなっちゃった、とか言えば、まだよかったのに。
(慰めにもならないけど、直接じゃなくてズボンの上からはいたんだ、って言いました)
もう完全に、カカシ君を変態扱いしてしまった…。
好きって言ってくれた男の子なのに!真面目な人なのに!
そして私も怒られる…。
もう遅いけど、少しでもカカシ君の印象が良くなるように、私は言いました。
「カカシ君は姉ちゃんが好きなんだと思う、だから」
…これが思いのほか良かったみたいで、お姉ちゃんの表情が和らぎました。
でも一応きつく注意されました。
・男の子だから、興味持つのは仕方ないけど、していいことと悪いことがある。
・これから男の子はエッチになってく年頃だから、取り扱いに注意すること。
・下着って意外と高いんだから、もう二度とそんな遊びしないこと。
お姉ちゃんはそんなふうに怒りながらも、何だかニコニコしていました。
「ふーん、カカシ君が私を…。そうだったのか…」
そんな意味深な台詞のあと、お姉ちゃんはバイトに行って、私は1人になりました。
1人で泣きました。カカシ君ごめん。
嘘をついた罪悪感と、カカシ君のちんちんを思い出して、体が熱くなりました。
そして、パンツをはかなきゃと思って、はいた時、股間が冷たいのを感じました。
何か濡れてる!
初潮が来たのかと思いました。
でも見てみると、透明の汁が出ていて、少しだけぬるぬるしていました。
初潮の前兆かも知れないと思いました。
でも毛も生えてない私は、まだ来るわけない、これは生理じゃないと直感しました。
よくわからないけど、誰にも言っちゃいけない気がする、とだけ強く思いました。
そう言えばカカシ君のあれは、何だったのかな。
精通かも知れないけど、M彦のとはだいぶ様子が違って見えました。
何だったんだろう。
罪悪感と疑問で、2日続けて眠れない夜を迎えました。
翌日学校では、カカシ君と目を合わせることができませんでした。
そのカカシ君も、一日中何だか深刻な顔をしてるように見えました。
私に話しかけてきそうで、でも話しかけてこないカカシ君。
放課後、校門を出ようとしたところで呼び止められて、ようやくその日初めての会話。
カカシ君「今日も祥子の家行っていい?」
もちろん来て欲しい。いっぱいいっぱい話したいし、一緒にいたい。でも。
お姉ちゃんの中で自分が変態小学生になってしまったなんて、カカシ君は知らない。
そうなったのは私のせい。
もう、カカシ君とお姉ちゃんを会わせるわけにはいかない…。
カカシ君を傷つけたくない…。
…なんて思いやるふりしても、ほんとは自分の嘘がバレるのが怖いだけ。
カカシ君を好きだなんて言える資格は、私にはもうありません。
私「…パンツは返さなくていいから。じゃあね」
カカシ君「あ、ちがう、そのことじゃなくて」
私はカカシ君を半ば無視するように、1人で歩き始めました。
ところがカカシ君はあとからトコトコとついてきます。
私はまだ無視していました、でもカカシ君の次の言葉で足が止まってしまいました。
カカシ君「昨日、家に帰ってからほんとの精通したみたい」
私「!それって」
昨日カカシ君の亀頭が濡れていたのは、いわゆるカウパー液でした。
もちろんそんなこと当時は知らなかったけど、本物じゃない気はしていました。
カカシ君はお風呂で精通したそうです。
カカシ君「いじってたら出たんだけど」
ついに、ちんちんをいじって射精することを知ったみたいです!
でも、出たことの報告そのものより、カカシ君は何か聞きたいことがあるようです。
カカシ君「俺、M彦のは近くで見てなかった。どんなふうだったの?」
あの日、M彦の精液はでゅるでゅるワ?♪とゆるやかに湧き出てきました。
その時のことを説明すると、カカシ君はとても不安そうな顔になりました。
「やっぱり。俺おかしいかも…どうしよう」
カカシ君の精液は水鉄砲みたいにばひゅんばひゅん!と勢いよく飛び出たそうです。
目撃したM彦のものと勢いが全然ちがうので、異常なんじゃないかと。
でもそんなこと私に聞かれたってわかりません。
M彦のほうがおかしいのかも知れないし。
カカシ君にそう言っても、不安そうな表情は変わりませんでした。
私「…それで、気持ち良かった?」
カカシ君「すっきりはした。出る時ぞくぞくしたから、多分気持ち良かったんだと思う」
私「だったらもういいじゃん!もう私に用はないでしょ」
冷たく言い放つと、カカシ君は立ち止まりました。
何で私が冷たいのかを知らないカカシ君は、かなりショボーンとしてました。
そのまま私は歩き続け、1人で家に帰りました。
ほんとはもっと話したい。
男の体のこと、カカシ君のこと、もっと知りたい。
でも私は、ひどい嘘をついてしまった自分が許せなくて。
どうしたらいいかわからなくて、ツンツンするしかありませんでした。
…ところでその日、前日休んでいたM彦は、普通に学校に来ていました。
すっかりおとなしくなっていたけど、気になることがひとつありました。
グループ授業の時、M彦はチチ子と同じグループで、普通に話していました。
2日前の事件なんて、何もなかったみたいに。
チチ子が、M彦に泣かされたこと、逆にM彦をいじめて泣かしたこと。
そんなの何もなかったみたいに、仲良しとまではいかないけど、普通でした。
平和すぎる。
平和を取り戻すためにM彦をいじめたんだから、それでいいはずなのに。
何かしっくりとこない、不思議な違和感がありました…。
その夜、私はお風呂に入っていて、シャンプーのポンプを押しながら思いました。
ゆっくり押すと、にょろ?んと出てくる。「M彦はこんな感じだったかな…」
すばやく押すと、びゅう!っと出てくる。「これはカカシ君…?」
シャンプーで射精を連想するなんて、私おかしいのかも?エッチかも?
ハッと我に返って、そんなこと忘れるように、頭をがすがす掻きまわして洗いました。
さらに翌日。(M彦をいじめた日から数えて4日目)
カカシ君とはもう、まともに顔を合わせられませんでした。
カカシ君もチラチラと私を気にしてたけど、話はしませんでした。
放課後、意外な2人から声をかけられました。
チチ子とM彦でした。
チチ子「M彦君がね、もう反省したから、祥子にもまたちゃんと謝りたいって…」
M彦「…ゴ…ゴ、ゴメ、ンネ」
チチ子「だめだよー?ちゃんと大きな声で言おうね?」
M彦「う、うん、…ごめんなさい!!」
私「…」
何だか、保母さんと園児みたいな主従関係(?)が出来上がっていました。
私が昨日感じた違和感はこれだったのかも。
チチ子「これで仲直りできたね」
と言われたけど、もともとM彦と、直すほどの仲なんてない…。
でもちょっと暗かったチチ子が朗らかにニコニコしてるので、まあいいかと思いました。
(このへんのことはもう1人の女子も関係するけど、脚色上その子のことは省きます)
そして、別にM彦と仲良くしようなんて思わないけど、チチ子に誘われました。
「きょう私んちで遊ぼうよ」
はっきり断る口実もないので、3人でチチ子の家に行きました。
そしたらとんでもないことになりました。
チチ子からの衝撃の告白。
3日前、M彦をいじめた日。
チチ子は私よりも、罪悪感で心が痛んでいたみたいです。
そして翌日、M彦が休んでいるのを知って、ますますいたたまれなくなったそうです。
放課後、M彦の家に様子を見に行ったチチ子。
思った通りM彦はショックで引きこもっていたみたいだけど。
話してるうちに、射精事件の話で盛り上がって、2人で再現したそうです!
チチ子が見てる前で、M彦が射精する…。
私とカカシ君と似たようなことが、同じ時刻に、この2人の間でも行われていた?
気持ち悪いシンクロニシティを感じつつ、私はぼうぜんと話を聞いていました。
他人のことだと思うと気持ち悪くなるけど、そんなこと思う資格は私にはないです…。
それはおとといの出来事、そして2人は昨日も同じことをしたそうです。
そして、まさか今日も?今から?
チチ子「あの時はびっくりしたけど、しゃせいって何かエッチでドキドキする…。
祥子も興味あったでしょ、一緒にしよう」
具体的にはどうするのか知らないけど、知りたくもないです。
でも、もともとが気弱な私は、この突然過ぎる誘いを強くは断れません。
「いやだよ、怖い」と小さくつぶやくのがやっとでした。
「じゃあ見てるだけでいいから」
チチ子がそう言い終わる前に、M彦はパンツを脱ぎ始めていました。
まさかまた、M彦の勃起ちんちんを見ることになるなんて。
カカシ君よりも大きくて太いちんちんが姿を現しました。
初めて見た時は、パンツの中で窮屈そうにしてたちんちん。
今は自由にのびのびと、悠々と、立ち上がって揺れていました。
毛が少し生えているのも初めて確認できました。
チチ子は何も脱いでません。どうするんだろう?
2人は立ったまま向かい合いました。
見たくない、でも気になる、そんな心の葛藤がありました。
でもこうなると、もう「気になる」のほうに気持ちがシフトしていきました。
2人の息はすでに荒くなってました、でもぴったりと合った呼吸のリズム。
おもむろにM彦が両手を前に突きだすと、チチ子はその手を手に取りました。
そして自分のおっぱいにM彦の両手をかぶせました。
同時に、M彦の手がもみもみと動きます。
チチ子は泣きそうな感じで、ふう、ふう、と息をもらしました。
しかめっ面だけど、嫌がってないのはわかります。
性行為の知識はなくても、大人のエッチの入口にいるのは何となくわかりました。
ついこの間、おっぱい揉まれてめそめそ泣いたはずのチチ子が、こんなことしてる…。
これが、大人になるっていうことなんだ?
まさか、このあとせっくすというものをするんじゃ…心配になりました。
倫理に反するという心配よりも、その場に私が耐えられないという心配です。
…でも特に大きな動きはなく、そのままM彦はおっぱいを揉んだりさすったり。
チチ子は直立不動で、されるがままになっていました。
ちんちんは誰も手を触れず放置されて、ただぴくぴくと揺れていました。
M彦の息がさらに荒くなってくると、チチ子が言いました。
「もうすぐイク?」
もうすぐって、射精のことかな!
イク、という言い方はこの時初めて聞いたけど、意味はすぐわかりました。
M彦のちんちんを見ると、亀頭が濡れて光っていました。
あ、カカシ君も確かあんなふうだった!
そうか、あれは射精の予告みたいなものなんだ。
M彦の手は両方ともチチ子のおっぱいを揉んでて、まだちんちんはフリーにしてます。
そのちんちんは別の生き物みたいに、さっきより大きくびっくんびっくんと震えました。
チチ子が保母さんのように優しく制しました。
「まだだめだよ??ちょっと待ってね」
M彦の手を、一旦おっぱいから下げさせるチチ子。
すると、チチ子もズボンとパンツを脱ぎました!
早熟だったチチ子は、毛もふんわりと生えそろっていました。
一体何が起こっているのか。
私は真っ白な頭で、ただもうぼうぜんと、下半身裸の2人から目が離せずにいました。
シャツをたくしあげて、チチ子はおへそまで見えるようにしました。
再び、M彦の両手はチチ子のおっぱいを揉み始めます。
しばらくして突然M彦が叫びました。
「あっ、あー、いいよ今!今だよ」
チチ子が「うん!」とうなずいて、その手が。
チチ子の片手が、M彦のちんちんを柔らかく包みました。
もう片方の手は、おへそが見えるようにシャツを押さえてます。
そして、ちんちんを包んだ方の手が、モソモソと動いたように見えた次の瞬間でした。
でゅるっでゅワ?♪、などというおだやかなものではありませんでした。
どっぷん!と、ものすごい勢いで、M彦の精液が飛び出しました。
チチ子の手は、M彦のちんちんが跳ねるのを制御しているようでした。
それでもびくびく動くのに合わせて、精液はびゅうびゅうと出続けました。
それが何度もチチ子のおへそあたりに、びっし!びっし!とぶつかる。
私はポカンとして見守るしかありませんでした。
ぼたぼたと床に精液が垂れて、何だか生臭いにおいがしてきます。
この人たちは一体何をしているんだろう!変態だ!
何で出るときにティッシュ使わないの?きたない!
どうせ脱ぐなら、チチ子は何で最初から脱がなかったの?
最後は触ったから出たの?出るから触ったの?何でM彦が自分で触らないの?
最初からちんちん触ってあげたほうがすぐ出せたんじゃないの?
チチ子はおっぱい揉まれて泣いたことあるくせに、いつM彦を好きになったの?
エッチなことがしてみたくて、こんな変な遊びを思いついたの?
まさか私にもこれをさせるつもりで、私を呼んだの?
…そんな疑問が次々と湧いてきて、突っ込みどころが満載です。
でも私が本当に聞きたいことは、たったひとつ。
ひとつだけでした。
「せいえきって…そんなに勢いよく出るものなのっ!」
ティッシュでおへそと床を拭きながらチチ子が「すごいでしょ」と、ニッコリ笑いました。
「チチ子ちゃんが触ったらこうなるみたい」とM彦。
手で触りながら出すと、あんな風に飛ぶのかな?
確かカカシ君は、水鉄砲みたいだったと言っていました。
いじったら出たと言ってたから、カカシ君も手で触りながら「イッタ」んだと思います。
自分が異常なんじゃないかと、不安そうな顔をしていたカカシ君…。
でも今のを見る限り、精液が勢いよく飛び出すのは異常じゃないみたい。
教えてあげたい!
カカシ君大丈夫だよ!勢いよく出しても変じゃないんだよ!
気持ちよくなったら、いっぱい飛ばしていいんだよ!!
でも…それを知った理由を言えるわけない。
当然だけど、今起こったことは秘密の、チチ子たちの内緒のエッチな遊びです。
内緒にするのを前提で私を連れてきてるんだから。
それに、カカシ君を変態下着男に仕立て上げてしまった私。
そんな私に、カカシ君のために何かをしてあげる資格なんてない。
それどころかもう顔を合わすことすら、恥ずかしくて申し訳なくて、できそうにない。
そんなふうにぼんやりと考え込んでいた私に、チチ子が言いました。
「祥子もする?」
私「するわけないでしょ!」
怒ったわけではないけど、ちょっと呆れたふうな言い方で断りました。
内緒にすることだけは約束して、私は家に帰りました。
その日もやっぱり眠れなくて、いろいろと考えてしまいました。
あの2人は好き合ってるのかな。
好きじゃなくても、あんなふうにエッチな遊びしたり、するものなのかな。
チチ子もおとなしいふりして、ほんとは変態だったのかな。
チチ子がM彦のセクハラを、1人で引き受けてくれたって意味もあるのかな。
まあ平和だからいいのか…。
変な2人だけど、それにしてもすごかったな。
あんなふうにしてあげたら、カカシ君も気持ちよく射精するのかな…。
カカシ君…。
私はおっぱいを揉ませてあげられないけど、ちんちんを触ってあげることはできる。
喜んでくれるなら、してあげたいな…。
でも!もう会えないよ、私が悪いんだ!
いつの間にか私は泣いていました。
そして、あそこがまた濡れているのにも気付きました。
カカシ君のことや、カカシ君のちんちんのことを考えると、こうなるみたい。
射精の予告で、ちんちんからも透明な汁が出て濡れるのと、同じ?
それと似たようなことなんだ、エッチなしるし、好きのしるしなんだと思いました。
濡れるくらい好きなのに、このまま話さなくていいの?
あきらめきれませんでした。
次の日、私は思い立って、カカシ君に手紙を書くことにしました。
…でもその前に、お姉ちゃんにあやまって、カカシ君の汚名を返上する。
でもさすがに、正直にほんとのことは言えません。
姉ちゃんのパンツをM彦がはいたら射精して汚された、なんてことは。
嘘を嘘で取り消すことは、ちょっと抵抗あったけど。
でも私の目的は、カカシ君が変態下着男じゃないことを、お姉ちゃんに弁明すること。
・下着を持ち出したのは私が自分の意思でやった。
・カカシ君は姉ちゃんの下着が見たいなんて言ってない。
・カカシ君の気を引きたかったからそうした。
・ゴムが伸びたのは私が引っぱったから。
こじつけっぽくて理由としては弱いけど、幸い姉ちゃんは信じてくれました。
私「だから、カカシ君が変な人って思わないで欲しい…」
お姉ちゃん「ふーん、まあいいけど。大好きなんだね」
私「…!そそそんなんじゃ、ない、けど」
お姉ちゃんには、私たちがお互い好きなのがバレてました。
私が家に連れてくるほどの男友達は、カカシ君だけでした。
好きだということを初めて意識したのは、カカシ君が私のパンツをはいたあの日です。
でもお姉ちゃんは、それ以前からなんとなーく勘ぐってたみたいです。
さすが大人の女は鋭い。彼氏いないくせに。
お姉ちゃん「カカシ君が私を好きって言ったのも嘘?」
私「うん、ごめん…」
お姉ちゃん「あーあ、残念。今度デートに誘おうと思ったのにな」
私「いやー!やめて」
意地悪そうに笑ってるお姉ちゃんの顔を見て、あ、冗談か、と思ったけど。
「小学生にはまだ早い気がするけど。祥子に彼氏ができるんだね、いいなあ…」
姉ちゃんがちょっとさびしそうに笑いました。
…!まさかとは思うけどお姉ちゃん、カカシ君のこと本気だったのかも。
多分違うだろうけど、ほんとのことは今もわかりません。
「でも祥子も、早く自分の下着でカカシ君誘惑できるようになるといいね」
真っ赤な顔の私を見て、お姉ちゃんはニコニコしていました。
私が大人の恋愛事情を想像して照れたように見えたんだと思います。
実際には、すでに自分のパンツと肌着でカカシ君を勃起させました。
そのことを思い出してもじもじしただけです。
もう自分でカカシ君を興奮させたんだよ!なんてことは言うわけないけど。
聞いてみました。
「姉ちゃんは誰か誘惑したことあるの」
…何だかバツが悪くなったようで、ぶつぶつごまかすようなことを言われました。
前に彼氏がいたことあるのは知ってるけど、あまり経験はなさそうです。
それとなく精通のことを探れないかと思ったけど、それはあきらめました。
…とにかく、お姉ちゃんの、カカシ君に対する誤解が解けた!
嘘に嘘をかぶせた形だけど、その罪は私が背負う。
カカシ君の名誉を回復できたから今はそれでいい。
あとは、カカシ君と仲直りするだけ。
向こうから嫌われたわけじゃないから、全然問題ないはず。
でも、私の良心は私のことを、すぐにラブラブになることを、許しませんでした。
カカシ君への手紙にはこんなふうなことを書きました。
『冷たくしてごめん。
下着のことがお姉ちゃんにバレて、私はカカシ君のせいにしてしまった。
その誤解は解けたけど、一度、嘘をついてまで私はカカシ君を悪者にした。
しばらくは、自分が許せそうにないです。今は仲良くできません。
私のおっぱいが大きくなって、ブラジャーするようになるまで待っててください。
そしたら約束通り、あの時の続きをしたいです。
OKだったら、それまで私のパンツを預かっててください。
もしだめなら返してください。
それから、調べてみたら、カカシ君の精通はおかしくないみたいです。
安心してください』
正直に書いたことを、少し後悔してもいました。
最初お姉ちゃんに嘘をついたことを、カカシ君は知らないんだから。
それを書いたことは、カカシ君が私を嫌いになる要素になり得てしまいます。
精通のことは、調べてみたってことにしました。
やっぱり浅はかな私は、深く追及されたら適当にごまかせばいい、って思ってました。
(結局何も聞かれなかったので、カカシ君もある程度自分で知識を得たんだと思う)
学校で、直接カカシ君に手紙を渡しました。
受け取ったカカシ君は、あとで読む、とだけ言って私に背を向けました。
どう思うだろう…。数日間、私はドキドキしながら待つことになりました。
数日後、私はカカシ君と、校庭の隅の木陰にいました。
カカシ君はビニール袋に入れた、私のあのパンツを持って来ていました。
パンツを返しに来たってことは、「だめ」っていう返事。
ああ、これから失恋するんだ。でも私が自分で決めたこと。
後悔するつもりはない、でもでも、やっぱり悲しい。
落胆しかけた私に、カカシ君は言いました。
カカシ君「2人でここに埋めよう」
私「え、何で?返しに来たんじゃないの」
カカシ君「返したらもう祥子と遊べないんでしょ?でも俺んちには置いとけないから」
私「あっあっ、じゃあ、いいの!待っててくれるのっ?」
カカシ君は、ほんとは待つのはいやだと言いました。
姉ちゃんの誤解は解けたんだし、カカシ君も怒ってないんだから。
確かに、待たせる意味はないかも知れない。
私が自分への戒めのために、カカシ君への気持ちを凍結しようとしただけだから。
私の良心が、嘘ついたくせに浮かれてる私を、許せないだけ。
でも、自分に厳しくしても誰も喜ばないけど、これだけはケジメをつけたかったのです。
私「ごめんね、その間に他の子を好きになっちゃうかな」
カカシ君「大丈夫だよ、祥子が決めたんだから、待ってみるよ。でも…。
祥子のおっぱいが大きくなるの待ってたら、何十年後になるかわかんないね」
私「それもそうだね、って、何それー!ちゃんとすぐ大きくなるよ!」
意地悪な冗談だってわかった上で、私はカカシ君を叩くふりをしました。
それを避けるようにして、ふいに、カカシ君が私を抱きしめました!
あ!ドキドキする。カカシ君もドキドキしてるのが、伝わってくる気がする。
恥ずかしくなって、そのあとは無言で、2人で穴を掘りました。
パンツを埋める段になって、ようやくカカシ君が口を開きました。
カカシ君「『その時』が来たら、また掘り出そう。その時はまたこのパンツはきたいな」
私「タイムパンツだね」
今にもキスできそうな雰囲気だったのに、どうしても恥ずかしくて、できませんでした。
カカシ君にとっても、そうだったと思います。
裸は見せ合ったのに今さらキスが恥ずかしいって、今思うととてもおかしな感じです。
ここまで、小学校6年生の終盤、3学期の話です。
このあと、すぐに中学生になりました。
中学2年の初夏、ようやく初潮を迎えた少しあと、私はついにブラジャーデビュー。
お姉ちゃんが一緒に買いに行ってくれました。
初めてなので当然なのかな、すすめられたのは、白の地味なスポーツブラでした。
「もっとかわいいのとか、大人っぽいのがいいな」
私がそう言うと、祥子にはまだ早い!と言われて、そして。
お姉ちゃん「カカシ君に見せたいの?ふふ、子供のくせに」
図星を指されて私はドキドキしました。
カカシ君とはあれ以来、距離を置いてます。
でも姉ちゃんの中では、ずっと彼氏彼女の関係と思ってるみたいです。
距離を置いてると言っても、普通に級友として話はしてました。
ただ、6年生の時のあのことは、話せませんでした。
性知識が増えてきて、いろいろとわかってくると、恥ずかしいことばかりだから。
あの時、無知なまま、いかに私たちが恥ずかしいことをしてたか、ってこと。
それがわかるにつれて2人の間で、話題としてはタブーになってた感じです。
でも!当然性欲というか、好きな人とべたべたしたいって気持ちがあります。
エッチな好奇心を、カカシ君に思い切りぶつけたいって気持ちがあります。
そんなの面と向かって言えないけど。
このブラジャーが、遠くに行ってた2人の思い出を、よみがえらせてくれる!
これはあのタイムパンツの鍵です。
カカシ君もそう思ってくれてるよね…。
あの時の話はしないけど普通に会話できてるんだから、まだ私のこと好きだよね…。
私には、こだわらないといけないポイントがありました。それはホック付き!
お姉ちゃんがすすめたのは、ホックのない、タンクトップみたいなスポーツブラ。
これだと、私との体格差がさらに広がったカカシ君には、きついよ。
ホックはどうしても必要です。
ホックを留めずにいれば、カカシ君の腕に通すだけのことは、最低限できるから。
見た目のダサさは妥協できても、これだけは外せません。ホックだけに外せません。
でも姉ちゃんの言い分は。
・擦れにくくて、乳首が痛くないのはこういうタイプだから。
・ホック付きは透けると目立つから恥ずかしいよ。
・どうせすぐ大きくなるから最初はこういうので慣れたほうがいい。
姉ちゃんの意見はもっともだけど。
私の目的は、自分のおっぱいを守ることよりも、カカシ君に着けさせること。
でも本当の理由を言って駄々をこねるわけにはいかない…。
と思ってたらお姉ちゃん「まあ、慣れる意味で種類そろえとこうか」
普通のホック付きのも合わせて、何枚か買ってくれた!やった!
そして、初めてブラジャーをして登校した日。
鬱陶しさに辟易しつつ、ドキドキしながら、カカシ君のクラスの前を通りました。
気付いてくれるかな、そしてあの約束を覚えてくれてるかな。
廊下にいた私と、教室の中にいたカカシ君の、目が合いました。
夏服のブラウス、肌着はナシでブラジャーだけ。
ブラデビューは、女子の友達にはすぐに気付かれました。
カカシ君もわかってくれるはず…。
わかってくれました!言葉はなくても表情で、わかってくれたことがわかりました。
カカシ君はすぐに私の所に来て、言いました。
カカシ君「俺、今日部活休むね」
私「じゃあ、先に行って待ってるから」
これだけで、私たちにはわかる。
話題に出さなくても、ずっと同じ思い出が2人の胸に生きてたことがわかりました。
それがとてもうれしかった…。
放課後、小さなスコップを手に、小学校の校庭の片隅にたたずむ私。
その足下には私とカカシ君の、恥ずかしくも大切な、甘酸っぱい思い出が眠っている。
そして向こうから笑顔でゆっくり歩いてくるのは、私の大好きな人。
私も笑顔で迎えよう!
木の幹にもたれて、目をつぶって深呼吸。
目を開けたら、きっと彼がそこにいる。
その時、初夏のさわやかな風が、私のスカートの中をくぐりぬけていきました。
熱く、酸っぱく、淫靡に湿った空気をさらって、彼のもとへ。
そして私たちは、そこで初めてのキスをしたのでした。
ひとまず終わります。
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