私が、大学卒業後、就職して2年目の話です。
就活がうまくいかず、内定先は何となく内定をもらっていた美容系の会社。
小さい会社でしたが、自社製品の企画販売を行っていて
将来もしかしたら自分が手がけた商品がつくれるかもとそこに決めました。
だけど、入社当初は研修の一環ということもあり
取り扱ってもらうための営業の毎日。
大きいチェーン店さんから、個人のお店や、ネット通販のお店まで、毎日アポをとっては訪問してました。
最初は楽しみながらできていたのですが成績がふるわず・・・
1年経った頃には数人しかいない同期の中で私だけが成績が悪すぎる・・・
年配の女性の上司からは
「若くて可愛かったら、相手がおじさんだと契約取れたりするのにねぇ・・・」とか
年配の男性の上司からは
「もう枕でもしたら(笑)」
なんて、男性からも女性からもセクハラまがいの嫌味を言われていました。
でも、確かにそのはずで、スタートは同じ同期と何倍もの成績の差があることは自分でも理解していたので
何もいえず、2年目に入った頃にはもう辞めようと思ってました。
そんなときに新商品の保湿クリームが発売となりその担当者の1人に加えられました。
ショックだったのがチームリーダーは同期。
私はチームの中でも当然一番下で数合わせもいいところ。
リーダーの同期からは
「新商品の一年目は忙しから雑務やってくれる人がいると助かるよ」
なんて、言われる始末。
だけど、自分が乾燥肌に悩んでたこともあり
試しに使ってみたらとてもよかったこともあり
この商品で成績が出なかったら辞めようと決めて取り組むことに決めました。
まずは半年間の営業スケジュールが組まれたのですが
3ヶ月経っても一向に成果は上がらず・・・
周りのメンバーはどんどん成果が上がり、わたしはどんどん追い込まれていきました。
追い込まれた私は頭がおかしくなってたんですよね。
最後だとも思っていたので色々な作戦を考えていました。
アポ取りも私だけうまくいかない中、
作戦はどんどん練られて今考えればどんどんおかしくなっていましたが
営業スケジュールの半年がもう少しで終わるというところで
美容系ネット通販の会社にアポがとれました。
もうここが最後のチャンスだと思い、作戦を実行することにしました。
プレゼン当日、会議室に通されると
そこには、年配の50代以上の男性が3名(役員幹部クラス)、
30-40代の男性が3名(販促企画・マーケティング)、
20代の女性が4名(企画・販売)いました。
私はこれからやることに足が震えましたが
もうやるしかないと覚悟を決めました。
プレゼンを開始しました。
スライドを使いながらまず商品の説明をしていきます。
商品の説明はこれまで何度もしているので大丈夫だったと思っています。
大事なのはクロージングの部分です。
クロージングの部分は会社が広報用に準備をしている
モデルさんのビフォーアフターを使っていましたがここを差し替えました。
そう、私自身の写真です。
今回、私が実際に使ってみて実体験をご紹介しますと伝えました。
ビフォーの写真が映ります。
普通のモデルさんであれば肌だけですが
私のビフォーの写真は、私の顔つきで私の上半身裸の写真です。
男性の方は少しどよめきます。
女性は驚いた顔をしています。
私は何事もないように装ってますが恐らく顔は真っ赤、
心臓の鼓動が聞こえてるんじゃないかというぐらいドキドキしていて
足はガクガク震えてたと思います。
1枚前の写真を数分説明しましたが、男性はスライドと私を何度も交互にみていました。
でも、写真はこれだけではありません。
続いてのビフォーの写真です、と
私はおへそから下の写真を正面から撮影したものを見せました。
ヘアーは完全に剃っててパイパンです。
そして次に顔つきで太ももより上の全身写真
もう、私のオールヌードの発表会状態です。
そしてとっておきがありました。
実は私の肌荒れがひどいところということで背中の写真を映しました。
そのとき撮影は太ももより上でお尻が映るように
そして壁に手をつき、少し足を開き、少しだけお尻を突き出したようなポーズに。
つまり、お尻の穴と、アソコが少し見えている状態です。
私はそれを見せながら肩甲骨から腰にかけてと
お尻の部分の肌荒れの説明をしました。
この頃には一部の男性はニヤニヤしていて
女性は顔を隠す人もいれば、軽蔑の目も。
そんな中私は興奮状態でアソコがしっかり濡れていることがわかりました。
顔がカーッとしています。
そして、アフターの写真も同じように見せました。
実際に商品は良く、肌荒れが治っていたので
アフターの写真は完全に私のヌード写真。
アフターは色々な部位が見せられるように色々な写真を見せました。
プレゼン終了後、先方の社長は
とても熱が入ってたプレゼンでしたね、前向きに検討しますと
何ともいえない笑みを浮かべていました。
他の男性はいやらしい目線でしたね。
後日、発注したいんだけどとご連絡をもらいました。
それと同時に、この前の資料も送ってくれる?と言われました。
連絡してきたのは30代の男性の人でした。
あ、資料もですか?と思わず聞き返すと
少しニヤついた声で、意味はわかってるでしょ?
おかげでそこのネット通販会社が親身に売ってくれたこともあり
私は一気に売上を巻き返すことができました。
もちろん私のヌードPDFは社内にまわっていて
私が打ち合わせにいくとわざとかのように、その資料がおいてありました。
また、新しい商品が出て営業にいくと
もっと詳し資料が欲しいな、わかるよね?と
結局そこまでしたのに1年ぐらいで辞めちゃいましたが
今考えたらかなり頭がおかしくなってたんだと思います。
それでもあれにまさる興奮はなくて、
いまだに1人でするときに思い出してしまいます。。
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